ローズ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
SAMURAI GIRLS
荒魂を祓う事を任務とする刀使。
折神家での全国大会の決勝で衛藤可奈美と十条姫和は御前試合をする事に。
試合が始まり、十条は折神家当主の折神紫に襲い掛かるのであった。
全25話(総集編も含める)
1話~12話が胎動編
13話~24話が波瀾編
12話と13話の間に胎動編(前半)の総集編があります。
時間が無い方は総集編だけでも見て、後半の波瀾編を視聴して下さい。
(胎動編・波瀾編という用語はwikiを参照しました)
まずはストーリーから。
話のテンポが良いので、全然飽きが来ません。
一度、見始めたら最終話まで視聴してしまうかも^^;
良く練られた設定と世界観。
刀の帯刀の仕方が独特ですが、そこを突くのは野暮でしょう。
バトルシーンも見ごたえあり。
おそらくCGを使用しているのでしょうが、とても迫力があります。
素早い速さの移動や刀の動きなど、刀を使った戦闘シーンを見るだけでも価値がありますね。
時代劇などの殺陣を見ているような錯覚に陥ります。
残るは人間関係。
衛藤・十条・柳瀬・糸見・益子・古波蔵の6人がメインヒロインです。
他にも重要な人物がいますが、とりあえず、衛藤と十条の2人を名前だけでも憶えて下さい。
最終話はダメだった、という人もいるでしょう。
戦闘に決着がついたのかどうかは視聴者の我々に託されました。
個人的には考えオチという事で納得しましたが、おそらく最終話にまとめられなかった、
というのが真実に近いと思います。
個人的な意見ですが、「この作品は海外のほうが売れるんじゃね?」と考えます。
舞台化もされていますが、やるんだったら勧善懲悪のような展開の前半の胎動編で留めておいた方が良いです。
アニメや漫画、ゲームなどは胎動編・波瀾編の両方のほうが、話を深化できるので、
全部出しましょう。
アニメ・漫画・ゲーム・舞台などのメディアミックスを展開しています。
話の本筋がキチンとしているので、どのジャンルでも楽しめます。
刀は古くから日本で使われてきました。
つまり、本作品は日本でしか作れないクールジャパンの作品の1つ。
連休などで時間を作れたら全24話を一気見する事をおススメします。
アニメが放送された2018年を代表するような大作。
見逃したら、もったいないですよ^^