ローズ さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
特別な職業で世界最強【酷評注意】【グロ表現注意】
橋の崩落によって迷宮の下層へ落された錬成師の南雲ハジメ。
魔物を捕食して強くなったハジメは、故郷へと戻るために仲間と共に戦うのであった。
まず「錬成」というのが分からなかったのでググってみました。
錬成とは
『熟練した行動につながる活動。
趣向または判断において見分ける能力を洗練させる、または学ぶ』
と書かれてありました。
主人公の職業は錬成師。
主人公の能力は錬成というよりも「鋼の錬金術師」の錬金術師に近いように思えます。
等価交換しなくてもいい錬金術といったほうが理解しやすそうです。
本作品を視聴していて疑問に思う事があります。
まず、どのようにして銃火器類やバイクや車などを錬成できたのか。
錬成した、というだけでは説明不十分。
例えば銃ですが、外観は分かっていても内部構造は分からないでしょう。
何の知識も無かったら銃は手元で火薬(作中では石)が暴発。
銃を錬成するだけでも大変なのに、もっと構造が複雑なバイクや車なんて錬成できるなんて……
なろう系にありがちな ご都合主義です。
【グロ表現があるので部分ネタバレ機能を使います】
{netabare}念のためにもう一度確認します。グロ表現に耐性がある人だけ読み進めて下さい。
{netabare}次に疑問に思えたのがモンスターを捕食すると能力が上がる事。
たしか、迷宮内のモンスターを食べる事については能力が上がらなくなった、と言っています。
それならば、仲間に加わった吸血鬼・うさ耳人間・竜を食べたらどうなるのか?
肉に抵抗があるのであれば、髪や爪、血液などでもタンパク質は摂取できます。
カニバリズムを推奨しているわけではありません。
ただし、過酷な状況下で生き残るには高スペックな能力が必要。
特に吸血鬼で再生する肉体の持ち主だったら、
能力を上げるために体の一部を捕食するのが必然と考えます。
仲間だから食べなかった、というのは、お子様の理論。
日本でも戦時中に人肉を食べた1944年の ひかりごけ事件などの例もあるので
何もしなかったのには納得できません。{/netabare}{/netabare}
設定は穴だらけ。
私には作品の魅力が伝わりませんでした。
(ごめんなさいm(_ _)m)
俺TUEEE主人公が無双する展開が好きな人向けの作品でした。