
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
まなかが真ん中ではない。美海とちさきの2択。
とらドラ、四月は君の嘘、宇宙よりも遠い場所のような作品が好みの方にオススメです。心が汚れきってしまったわたしはこういう魂を浄化してくれる、泣ける作品が大好きです。特に上記の3作品は高く評価していますが凪のあすからも同じく殿堂入りですね。
実際に視聴して感じてもらうのが1番なのでいつものように詳細は書きませんが、同じ年の言の葉の庭と肩を並べるほどの作画(こう考えると2013年の作画レベル凄いですね)で音楽も特にやなぎなぎさんのエンディングは飛ばさず聞きました。2期から化けるという方が多いみたいですが1期からずっとよかったですよ。
序盤、主人公の光に苛つく気持ちはわかります。まっすぐというよりはただのバカにしか見えないので(笑)でもその描写もわざとでそこからの成長を描いているのですからね。そんなところで視聴をやめたりしないでくださいね。
ここは違うと思う点を少しだけ。
要のエピソードが薄い気がします。さゆとの踏切のシーンはもちろんよかったんだけど他のキャラと比べて要に感情移入できるところが少なすぎるように思います。せっかく2期は1人ずつ海から上げていっているのだから要の話も欲しかったです。
表題のようになんかまなかがヒロインでありながら好きになれないんですよね。多分みんなだと思います。良い性格の子なんだけれど幼さゆえか、ただの仲間にしか見えず、美海やちさきの良さばかりが目立ちます。役回り上、一途なところが描けなかったハンデが大きかったのでしょうか。
コロナ禍におけるオリンピックばりに危険なおふねひきなんかにツッコミを入れず、設定をすんなり受け入れて視聴すると感動すること間違いなしの良作だと思います。