うぐいす さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
恋愛と友情、ゲームは設定だけ
ぼっちのゲームオタクだった主人公を誰もが憧れるお嬢様女子高生がゲーム部に勧誘するところから始まるお話。
基本的には恋愛話。
序盤はすれ違いをしつこいぐらいやっていて、諸悪の根源は主人公だったりする。
それでも嫌いにならないのは一貫しているところだろうか。
ゲームあるあるがところどころに出てくるが全く共感できなかった。
9話でヒロインの一人が歩道を左から右へ立ち止まる主人公を追い抜くシーンがあるのだが遠近感がおかしい。
主人公が画面奥行ともに中央、木が画面主人公の右で一番手前にある。
ここを左からヒロインが追い抜くのだが、主人公の奥を通り過ぎた後、木の手前を通り過ぎる。
ヒロインは真っ直ぐゆっくり歩いており、そのシーンは主人公と、シーン前後を見る限り道路寄りにあるはずの木との関係も最初から違和感があった。
キャラ絵はイマイチで肝心のメインヒロインの影が薄く、公式サイトを見て多大な期待を寄せていた大磯先輩はほぼモブ扱いでがっかり。
なぜか一人だけ苗字の設定がないアグリちゃんの健気さやキャラ的には対極的な主人公とのやり取りはとても微笑ましい。
女性陣とタスク君はとても良い人である。