うぐいす さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ブラックユーモア半端ない
この素材でシスコンブラコン要素がほぼないのは逆に良かったのかも。
かつて主役を演じたこともある一発屋声優で現マネージャーの兄と共に、度胸満点で性格が悪い主人公が声優として活躍しようというお話。
これ以上下がらないところまで落としてから上げる展開に絶妙に比例するように親と子、かつてのライバル、家族として心配する兄などの要素をからめてくる。
久しぶりに面白いものを観た。
主人公が受け入れられない人はすぐに断念しそう。
まるでAKBの人みたいな主人公。
泣きじゃくって「やっぱり私ちやほやされたい!」という場面は、このぐらいじゃないとアイドルなんて出来ないんだなと思ったが声優だった。
松岡修造みたいな人もそのまんまで出てくる。
OPEDは声優が担当。
やはり声優が歌うと、滑舌が良く日本語をぼやかしたりしないので聴いていて気持ちが良い。その辺のアイドルと違って音程外す人もほぼいないし声出てるし。
背中押されて走ってる時は本人も気付かないもんだが立ち止まった時に初めて本当の力が試される。
最終的には自分のためにどこまでがんばれるかで、他人のためより自分のためにがんばる方が、ハードルをどこにするかも自分次第だからずっと難しい。
タバコ、酒、エナジードリンクと体に悪いものがいっぱい出てきて、大変なお仕事だという事が伝わった。