KAZUROCK さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
導入に今迄のテイストとの差を若干感じる
全シリーズ視聴済み。
■初回印象
基本サンリオキャラの音楽物なので世界観は今迄と同じ。
キャラデザもほぼ変わらず画もそれなりに綺麗。
でも制作会社がボンズからキネマシトラスへ変更になったせいか
舞台や導入のテイストに若干の変化を感じている。
これ迄は人間の詩杏(シアン)がゲーム世界へ入り込む形で始まって
いたので異世界ファンタジー色の強い導入だったが今回はそういう部分が
一切なし。1話を観る限りは{netabare}田舎からミュージシャンとして一旗揚げよう
とする音楽少女の上京物語{/netabare}を強く思わせる構成になっていた。
それ故ファンタジーな要素もあまり感じない。
個人的にはそのぶん出だしが少し退屈だったかも。
まあでもたぶんスタンスは変わらないだろう。
本格的にバンド活動を始めたら対バンやら敵の陰謀?なども加わって
これまでとあまり変わらなくなるんじゃないのかな。
そこはもう少し観ないと何とも言えない。
とは言えこの流れだと今回はシアンやこれまでのバンドが登場するか
どうか微妙なところ。
MIDICITYからアンダーノースザワへ舞台が移動した時点で
その様な不安?がちと過っている。
その点ストーリーの流れ次第では別シリーズと考えても良さそうな。
制作会社の変更と言う大人の事情もそこに少し絡んでいるかもね。
音楽系のアニメって唄の挿入が強引で結構宣伝臭を感じてしまいがちだが、
この作品は以前からそれが割とナチュラルなので好感度は高め。
ケモ嫌いでなければサンリオらしいポップで明るい作風とも相まって
それなりに楽しめる作品だとは思う。
あまりストレスが掛からないタイプなので流し観にはお薦めだろう。
そういやアンダーノースザワって…もしや下北沢って事なの?
期待度★★☆