kiminttea さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ゼロツーとヒロの物語とニンゲンの再生
もう5周は見直しただろうか。
何度見てもゼロツーとヒロの物語に心引き込まれます。
終盤の {netabare} 宇宙 {/netabare} 展開 {netabare} と転生エンド {/netabare}に対しては賛否両論(というか否定的意見がほとんど)ですが、ゼロツーとヒロが人間社会を取り戻すためのカギとなったと考えれば、両名には悲劇的ですが救いはあると思いました。
また、13部隊の面々の心の揺れも2クール作品だけあって丁寧に描かれており、最終話で垣間見える「その先」の人生にも、「禍福は糾える縄の如し」という言葉を思い出させられ、心迫るものがあります。
製作スケジュール上、ラスト2~3話の作画が雑だとかいろいろ批判もある作品ですが、キャラ、ストーリー、世界観、声優の演技、音楽(劇伴もOP、EDも)のどれも素晴らしく、多少の粗には目をつぶって何度も見返したくなる作品です。