ペペロン さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ゲームプレイ1ヶ月未満ですがハマりました
▪️スパイとして侵入した敵国で同年代の少女達と出会い戦う事に迷いが生じている綾波
▪️亡き姉の為に人類の敵であるセイレーンの力を借り野望を果たさんとする赤城
▪️自分は戦う為だけに生まれてきたと言い聞かせながら戦い続けるエンタープライズ
この3人がストーリーの中心となっています。
ただの艦船擬人化娘が馴れ合ったり戦ったりするだけ空っぽのストーリーだと揶揄されがちですが意外とストーリーは筋が通っていて面白い。それぞれのキャラの心境の変化が気になり11話、12話が待ち遠しいです。
主題歌はOPとED共に飛ばせないくらい良い曲です。BGMはかっこよくSEは迫力があり戦闘シーンは見応えがあります。よく戦闘シーンを無くして日常だけやれと言われてますが、戦闘シーンはあって良かったと思います。
残念な点が作画です。全ての作画が残念という訳ではなく部分的に作画が崩れています。特に4話と8話は万策尽きたと言われてもしょうがない出来です。アニメーターの暴露話も相まって風評被害が酷く面白いアニメなのに残念です。
1月から作画修正して再放送中ですが汚名返上出来る事に期待しつつ見ています。
全話見た総評
アズールレーンとレッドアクシズ仲良く手を取り合ってハッピーエンドってのは無理があったと思います。命を掛けて戦ってた割に意外とあっさり和解するんだな、と。まぁ、両陣営の対立の動機は目玉焼きは塩派か醤油派かくらいの緩いものだったのかもしれない。
エンプラ、赤城、加賀の心情と行動の不一致に違和感を感じずにはいられなかった。加賀は思考停止で赤城の為と言って重桜の仲間にまで手を挙げるし、赤城は重桜を守りたい風なこと言ってる割に手段を選ばず天城の復活だけを考えてる様にしか見えないし、エンプラが赤城に手を差し伸べるのもどういう心境の変化でそうしたのかも不明だった。
まぁ、アズレンのキャラが好きって言う人なら楽しめますが、アズレン本家の世界観が好きというコアなファンには期待外れに映るでしょうし、アズレン知らないって人には茶番にしか見えないという評価に分かれそうですね。
唯一ストーリーで良かった点は9話で綾波とジャベリン達が1話で出来なかった出会いのシーンをやり直す所!あそこはエモい!それだけは分かって欲しい。