退会済のユーザー さんの感想・評価
3.3
物語 : 1.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
えるがうざいことに尽きる
ヒロインがうざいという致命的な欠陥。初めは気にならなかったが、次第にうざさが際立っていく。さすが京アニと言わざるを得ない作画にも、気になる演出がいくつかあった。
なぜこんなにも評価されているのか分からない作品。京アニ補正がかかっているとしか思えない。ミステリーと呼ぶには弱い内容からして、推理の部分を評価している人はもっと本格派なミステリーがあるにもかかわらずこのレベルのなぞ解きを評価するのはどうかと思う。
ヒロインのうざさについて
{netabare}名家のお嬢様で成績優秀、お淑やかで礼儀正しいと、最初は完璧美少女かと思わせておいて、「私、気になります!」と自分が気になったことを主人公に丸投げ。
成績優秀な設定はどこいった?という評価はあるが、謎解きと勉強の頭は一緒ではない(金田一少年も勉強できるわけではない)のでそこはいいとしても、頭悪そうな言動が多いのは否めない。図書館で嫌がっている主人公を無理に誘い、結果大声を出し周囲に迷惑をかけたり、試写会の回では「完成しないなんて私悲しいです」とさも自分が当事者かのような感情移入をみせたり。挙句「私、気になります」の殺し文句でまた丸投げ。私が見るのを断念したのは、このあとのさとしと伊原の「さぁ、楽しくなるぞ」と言わんばかりの笑顔。さとしはデータベースとして情報提供するとはいえ、結局活躍するのは折木。伊原は無駄に折木につっかかってくるだけの無能。さらに言えば、えるが無理に折木に頼まなければ動かないほどの内容。内容自体に文句があるわけではないが、内容が薄いことによってえるのうざさが際立っていると言ってもいい。
大罪の話で伊原がどれも当てはまらないとえるを評価していたが、自分が気なったことは何としてでも知りたいという強欲さに、気になると言えば動いてくれると思っている傲慢さ、自分が気になったことを他人に丸投げする怠惰さとぱっと思いつくところで三つも大罪を犯している極悪人。
演出について
主人公とヒロインが出会って少ししたシーンで、えるの髪がありえないほど伸びて主人公に絡みつく演出。後々えるの無能っぷりを見ると、あの神みたいな演出は必要だったのか疑問でしかない。さらに「私、気になります!」のシーンでの目の輝きと効果音。えるのセリフでもイラっとするのに、無駄に演出で際立たせていることでまたイラっとする。 {/netabare}