KAZUROCK さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ネタはそれ程面白い訳でもないけどおバカなキャラを愛でて楽しむ作品
原作未読
■初回印象
流行りなのか最近多めに感じる動物擬人化物。
その点では二番煎じ感漂う中、面白いの?とやや懐疑的に視聴開始。
そんな中での印象はギャグコメディである事も手伝ってそう悪くもない。
{netabare}ジンとランカの出会いと過去の結びつきを描いた{/netabare}お話は初回らしくも
あって分かり易い始まりだったと思う。
導入としてはそこそこ見られるパターンだけに
正直ネタ的な面白さはイマイチだったけど、
ランカのような少しおバカだったり擬人化キャラが多い事を考えると
やや子供っぽいストレートな展開の方が作風に合っているとも言える。
その点でランカは意外に憎めないキャラだし好感度は高めだった。
作品としてはテイスト的にも今後は専らドタバタコメディー中心だろうか。
気軽に笑えてあまり後腐れなさそうな内容なので
流し観するには丁度いいかもね。
しかしメスはほぼ人間化しているのにオスはなんで動物色が強いのよ。
性別や種によって擬人化度に差があり過ぎ…w
差別だあ~~!!!
期待度★★★
■視聴完了後の感想
ネタはやや微妙、作品テイストも子供向けと言っていいぐらいだが、
意外にランカ以下擬人化キャラ(女子)がおバカ故の可愛さ全開で、
そういうところに魅力を感じやすかったと言っていい。
どっちかと言うとお話よりおバカな愛されキャラの右往左往する姿を
見て楽しむ作品と言う印象だ。
この作品は特にその傾向が強く、
女子は全体的にそのようなキャラメイクをされていたように思える。
特にランカは人懐っこいところとか純真さ、甘えん坊と言った部分で
とても犬っぽくて分かりやすいキャラだった。
男子(雄)を擬人化しなかった理由もおそらくはそんな女子キャラの
存在を際立たせる為だろう。
開始時点ではその演出意図が分からずとっても不可解だったけど、
今はそう思って随分納得できるようにもなった次第。
その点は上手く考えられてるなと。
観るにあたってはお話よりキャラのバカっぷりや可愛さを愛でる方が
楽しめるのでキャラを気に入るかどうかが肝になると思われる。