ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
過去に囚われ未来を殺す
序盤 んー
中盤 ヘタレすぎるw
終盤 えぇ...
この話はSEEDの二年後の話
ジャンルはガンダム・ロボット・バトル
早すぎない?停戦から二年後に開戦ってw
まぁガンダムなんてそんなもんやから、別に驚くことでもないですが。
まず主人公についてですがサムネの「シン・アスカ」よりアスラン・ザラのほうが主人公です。そして今作のキャラに関しては誰一人として共感はできません。私も戦争は好きじゃありませんし、立場として戦争をしなければならないわけでもありません。しかし、この作品から学ぶべきことはたくさんあると思うのです。戦争の仕組み、とまでは言いませんが戦争を軽く知るにはこの作品はもってこいです。戦争の悲惨さというよりはもっと感情的なものですが、絶対に感じ取れるはずです。
{netabare}作品中、私がグッときた言葉を紹介します。
「そうやって過去にとらわれ続けて未来まで殺す気か」果たして未来というのが具体的なものなのか抽象的なものを指してるのか私にはわかりかねますが、どちらにせよ「未来を殺す」という言葉は重いですよね。過去にすがることで自分の成すことを決める。つまりは「未来」を決めるということです。その未来を殺すのですから本末転倒ですよね。しかしそれで過去が救われるのならいいかもしれません。まぁ今回はただの「復讐」や「軍人としての使命」だったので完全に救われないですが
「あなたが昨日を教えてくれたから明日をしったんだよ」強化人間がこんなことを言うのかわかりませんがまぁシンの想像上なので。先ほどの話ではないのですが、個人的には未来というのは過去によって存在しているのだと思っています。過去を捨てた人が未来に希望があるとは思えないです。戦争全般に言えることですね。昨日なくして明日なし。自分にも相手にも過去があってそれぞれが未来を殺しあおうとしてる、ということを痛感しました。そしてこのセリフを言ったステラちゃんは記憶を持っていない。過去がないから未来もない。しかしシンに出会ったことにより少しだけ過去をもつようになります。そして未来をすこしだけ持ってしまうのですが、ここで不幸なのがほんのちょっとの未来のせいでその未来が殺された時の儚さが尋常じゃないんですよ。過去もなく未来もなければ殺されたときに衝撃はでなかったでしょう。シンは不幸にもステラちゃんの未来の可能性を知ってしまったため、復讐という行為にでてのでしょう。復讐する友人に会ったこともなければ、ましてや復讐しようと思ったことない私なので復讐という行為が善か悪かと問われれば答えにくいのですがね
「なぜ撃つのかと言われれば、それは私が軍人だからです」痺れますね。かっこよすぎる。軍人の鑑ですよ。言われた命令に忠実に従う。でもそれって本当に賞賛されるべきことなのでしょうか。自分の未来を誰かのせいにする、ということは自分で考えることをやめてしまうことです。考えを放棄してしまえば未来は絶対に訪れません。そんな重大なことを「軍人だから」と片付けてしまうのはどうなんでしょうかね{/netabare}
内容です。先ほども言った通り戦争の話です。そして主人公であるアスランはかなりのヘタレです。「やめるんだ!」しか言ってません。具体的なものを何一つ言っていません。さらに素晴らしいことに人の話をまるで聞きません。自分の案がないくせに人の話も聞かずただの理想をペラペラと「戦闘をやめるんだ!」とアホ草。まぁそんな主人公ですからね。ストーリーもかなり進展が遅いです。ガンダムの戦闘もなんか見ごたえがなく、正直途中から飽きてましたが、そこで視聴断念するのも尺なのでみましたが...みなくても良かったかなぁという感じです。
監督は福田己津央さん。SEEDの監督さんですね
シリーズ構成は両澤千晶さん。同作のシリーズ構成を担当した方((
キャラデザは平井久司さん。同作のキャラデザ((
劇伴は佐橋俊彦さん。同作の((
制作はサンライズさん。同((
op1はすごく良かったですね。SEEDの名曲であるINVOKEを歌ったT.M.Revolutionさんのignited。
総合評価 見なくてもいいかなぁ...