「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(TVアニメ動画)」

総合得点
80.9
感想・評価
781
棚に入れた
3238
ランキング
429
★★★★☆ 3.5 (781)
物語
3.3
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.6

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ネタバレ

朝飯前♂ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

難しく考えずに見れる今期の覇権アニメ

いいですよね、こういった何も難しく考えずに視聴できるアニメ、こういう
アニメが許されているんだから俺だっt

戦闘場面がおすすめです、躍動感に溢れてて正直えって感じに自分の眼を
疑ってしまいます。

何故か各アニメ配信サイトで軒並みトップクラスの人気を誇っているみたい
ですが、多分みんなSA○に疲れてしまったのでしょう。

4話視聴時点の感想 {netabare}
3話の戦闘場面も作画綺麗でしたが、4話は作画枚数もかなり上がります。
PCゲーに例えると、それまで30fps程度しか出てなかったのに、戦闘場面で
いきなり100fpsまで描画性能が上がる感じです、最近たまたま見た逆襲のシャア
と2連続でえってなりました。
{/netabare}
5話視聴時点の感想 {netabare}
4話では描画性能が上がる場面はほとんど無く、確認できただけでも1秒未満が
数回あったかなーぐらいなんですけど、今回の話では唐突にハイクオリティな
劇中曲が流れて耳がんんってなります。

6話が楽しみです。
{/netabare}
8話視聴時点の感想 {netabare}
第8話防御特化と第三回イベント。
今更気づいたのですが、タイトルは毎回「防御特化と」で始まる模様。最近は序盤ほど防御特化でもないですが、羊毛に覆われる「発毛」であったり、8話Aパート(最近覚えた)で手に入る、悪魔に変身してHPが1000になる、「暴虐」だとかも相手にとってはかなり厄介なスキル。「暴虐」のHPが0になってもスキル解除されるだけ、というのも地味にやばいです。こんなの相手にしたくない。「身捧ぐ慈愛」は、、、見なかったことにしましょう。
Bパートは第3層、まさかの機械の世界が広がります、スチームパンク。この違った世界観を詰め込むスタイル、良いですよね。目が滑らずに済むというか。ラストはまたまたまさかの機械に身を包んでのボス撃破となるのですが、、、マクロス、でしょうか?メイプルの描かれ方も変わるあたり、何らかのアニメのオマージュではあると思うのですが、詳細は不明です。メカデザイン、クレジットされてないんですけど、まじすか。
しかし気になるのはCパート。MMO遊んだのはもうかなーり昔の話なんですが、ギルドの内情を掲示板に書き込む手合いは早めに特定し、即刻追放しないと気づけばそのギルド解散してた、なんてよくある話。大体どのギルドも最低一人は(大抵は全員)掲示板に目を光らせとく必要があるのですが、、、メイプルさんたち人がよさそうですもんね。セクハラのつもりはないんですけど、ギルマスが女性の時ってこういう事態、起こりやすいんですよね。浮かれて口が軽くなってる男がいるんじゃねーか?的な感じで、○ちゃんねらがサブアカ使って潜り込んでくるんですけど。え?メイン垢で内情暴露?

クロムさんっ!浮かれちゃってますよっ!
{/netabare}
9話視聴時点の感想 {netabare}
第9話防御特化と第四回イベント。
今週の見どころ
サリーと「集う聖剣」ドレッド、による一騎打ち。迫力あるシーンが続きますが、最後にフェイントからの一合を交わしてドレッドが退きます。どうやら挨拶だったようです。サリーとは同じようなタイプみたいですが、最終回までにサリーは勝利を収めることができるのでしょうか。

今週の真の見どころ
「投擲ー、投擲投擲ー。」
「何でダメージが通らないんだ。」

余談ですが投擲って普通サリーのようなdex極が使うスキルだと思うのですが、今回はstr極のロリ二人が砲丸持って敵に投げつけています。顔面に投げつけるのはグッドですよね。ゲームとはいえ中身は人、精神的ダメージが見こめます。それはさておき、この本来はdexを参照してダメージが決定するであろうスキルが、dexではなくstrを参照してダメージが決まる、というのはどうやら本作を貫くテーマっぽく感じました。「悪食」もカウンタースキルであれば通常相手の攻撃を割合で加減して跳ね返すところを、モンハンよろしく部位破壊で返しちゃってますから、しかも確定。ユニークスキルである点は少々残念ですが、まぁ物語ですし、主人公を特別にしなくてはならない以上致し方のない、と納得する事にします。「身捧ぐ慈愛」なんかも、本来防御支援スキルはptメンバーの防御力を割合で増加するのが普通ですが、こちらのスキルでは術者本人の防御力を移すあたり、やはり通常はこう、といったスキルの効果だったり計算式からは外してあります。フルダイブ出来るあたり今よりも大分未来の話ですから、未来のスキルはこうなってるかも、的な可能性を提示しているのではと思います。
しかし最初は今期の脳〇枠として見るつもりだったんですが、なかなか思う点が多い味わい深い作品。放映前から人気だったっていうのもブラフじゃないなと思います。
ただまぁ個人的にはメイプルは上手くいってますけど、通常sta(mina)極パラ(ディン)は、作中ではvit極ですか、ソロ狩りがやたらきつい茨の道、ギルドを超えた後進との触れ合いをやってくれれば評価は爆上げどころじゃなかったんですけれども、とはいえ少し仲良くなった自分よりLvの低いsta極パラに装備でも譲ろうか~なんて話しても断られちゃうんですけどね、大した装備つけてなくても意外と独立独歩の意識が高い人間が多くて、少しすると自分でギルド設立してたりしますから、ギルド設立できる最低Lvでステスキルも怪しそうなんですけど。かと思えば、人が野良pt募集している時にがっつり支援パラの育成方法ウィスパーで聞いてくるやつとかいたりして、チャット慣れてないもんだから狩場に出てからも説明続けたりして、当然スキルの掛け直しが遅れてptメンバが死ぬ事態に陥ってしまったんですけど、「ごめ>< 遅くなった^^;」みたいな、支援パラって独立独歩の精神高くても結構抜けているやつ多いよな、だとか、中学生かな?そういや支援パラ中学生多いよな、だとか相手が勝手に都合よく解釈してくれる絶妙な返事で切り抜けつつも説明も終わりに近づき、

「やっぱり当面は+〇全スキル装備だよね~、スキレベ高いとそれだけで感謝してくれる人もいるしさ^^あっそうだっ!最近防具変えてさ、前の防具丁度売りに出す前だから、良かったらあげるよ^^ただ今狩り中だからすぐは戻れないんだけどね~」

「いえ、それはいいです^^;」

「そっか^^;」

~完~
{/netabare}
10話視聴時点の感想 {netabare}
第10話 防御特化と出撃。
時系列順にレビューしていきます。
OP、ずっと飛ばして見てたけど先々週くらいから飛ばさず見てる、むしろもう少し長くても良いとか思う。
ロリ二人が風格を漂わせつつある。
カナデも風格が出てきた。正直最初はこんなキャラ出して大丈夫?とか思っていたが、「僕も(一人で)出るよ。」とか言っちゃう。しかも強い。
ロリ二人が、ギルマス(鉄壁)の側近として認められる。
暴剣のシン、投剣のシン?wiki調べでは崩剣のシン、だそうです。いきなり剣を細かく分裂させての攻撃、あまりの小物臭に椅子の上でずっこけそうになりました。
んー出ましたね、「多重障壁」。8話の感想で「身捧ぐ慈愛」を絶賛はしていたのですが、よくよく考えてみれば術者の防御力も上げる従来型の防御支援スキルがあれば、対人戦はともかくとしても、支援パラも一撃で倒しにかかる高位狩場のボス相手には従来型のほうが効果的だなーとか考えていたのですが、「多重障壁」もアニメ内の演出を見る限りでは術者には効果ない様子。きちんとその辺りのバランスはとってあるのかも。ただ魔法タイプの職種が採用するには少し術者の防御が心配ではあると思う。
メイプルが空から降ってくる。「機械神」もありますが、直前まで機械の飛行音がしない点から類推するに、まず片方のロリにメイプルを担いだもう片方のロリを可能な限り真上に投擲し、続いて最高到達地点付近でもう片方のロリが、メイプルを多段ロケットよろしく現地に向けて投擲したのではないかと思う。ただ角度的に少し厳しいか。
「機械神」は駄目だと思う。その場に居合わせた全員思ってそう。
メイプルが拠点を離れている間隙を縫ってのドレッド来襲。現実世界じゃあるまいし伏兵なんてすぐにバレて効果ねーよ、なんて思ってると自分たちが被害にあってギルドの崩壊に直面する悪魔の策。誰のせいだ、的な。
「捕食者」に「大自然」。防振りの隠れた魅力。
鬼滅の刃的な。ま、でも昔からありますよね。それから美人の前で存分に小物臭をフルセットで見せつけていく男。むしろ漢。当然負ける。知ってた。
倒れるサリー。頭の中でフルオープンな世界を現実離れした動きで続けるので大変そうだ。
ロリ二人、ついに帝王の側近として初陣に臨む。覇道が始まる。
罠使い、奥の手出すも心底嫌そう。
ED、初期装備のメイプルが初々しい。罠使い、心底嫌そう。
以上、ディスってないです。
{/netabare}
11話視聴時点の感想 {netabare}
第11話 防御特化と強敵。
「身捧ぐ慈愛」の範囲が狭い。てっきりアニメ用にデフォルメしているのかと思ってましたが、きっちり狭く短所として描いてきている。
乱戦が上手く描けていると思います。アニメに限らず、例えば小説でも乱戦がいまいちな作品ってありますけど、防振りに関してはむしろ乱戦を描きたかった、まであると思います。
「火炎籠」、拘束にDoT(Damage over times、毒とか)、またしても(多分)ユニークスキルの鬼畜さ加減が出てます。耐久値が少々低そうですが、LVや魔力値とともに上昇してくれれば問題ないでしょう。ただボス敵の体力がやや低めに感じるのが物語的演出でなければ、体力や耐久値が低いのはゲームの基本仕様、戦闘はアイデア勝負、という可能性もありそうです。
「精霊砲」、でモブキャラが成す術無く倒されちゃってますけど、何故か廃人様と対峙したモブキャラにならざるを得ない、一般プレーヤーの悲哀が上手く描かれているなーなんて思っちゃいます。ドレッドの様な汎用スキルでのし上がった一般ピープルの雄(多分)が多数いたりだとか、普段からメイプルを人間辞めたと評しているからでしょうか、一般プレーヤーに感情移入出来るようになると、メイプルの鉄の心臓っぷりも際立って来て良いと思います。
ミィのロールプレイっぷりに唸ります。なにしろフルダイブではptチャットなんてなさそうですから、たまにしか見かけない変態ロールプレイヤーも、変態といわず一般層においてもかなりの頻度で見かけそうです。
ペインさん、飛び込みが大分速い。しかも攻撃速度も明らかに速い。完全に盾役をこなせている上に攻撃力も高く、相手の急所を突くスキルを会得している。範囲攻撃メインに使うメイプルと対であるかのようなキャラ、ドラクエでいえば戦士と勇者といったところでしょうか。今まで万能に思えたメイプルの弱点といえば防御貫通位でしたが、ここにきてpt内での役割的な限界が露呈してきていると思います。
最後の攻撃、持ちこたえるにしてもどうやって劣勢を覆すんだろうか、狭いけど無理やり「暴虐」、でも無理そう。うーん。{/netabare}
12話視聴時点の感想 {netabare}
第12話 防御特化とつながり。
ペインさんの飛び込みの速さは「超加速」でしたか。てっきり攻撃までセットで一つのスキルかと思っていたのですが、此方の方が汎用性はもちろん↑でしょう、スキル後の硬直も実用上問題ないレベルっぽいです。
対して「カバームーブ」はおそらく硬直とスキル後の向きに問題がある様子、喫緊の危機に際しては微妙そうです。
イズが倒されカナデが倒されサリーが拘束され、ついにペインさんが止めの「壊滅の聖剣」、おそらく「断罪の聖剣」と同じく防御貫通か確定で一定ダメージが見こめるスキルなのでしょうが、メイプルが盾を捨て、右腕を「機械神」にしての「カウンター」、被弾したペインさんもメイプルと同じく「不屈の守護者」発動でHP1に。
ペインさん、最後の勝負に出るべくまた聖剣スキルを発動するのですが、「壊滅の聖剣」と同じようなスキルを棒立ちで出してしまいます。ここ一番の攻撃は動きながら相手の虚を衝く攻撃を繰り出したいところなのですが、おそらく順位一位の自信が裏目に出てしまったのでしょう、メイプルに「暴虐」を出す隙を与えてしまいました。ペインさん第一のミス。
そして悪魔と化したメイプルが襲い掛かり、まずメイプル右上腕の振り降ろし攻撃を繰り出します。向かって右からの攻撃に対してペインさんは左、メイプルの攻撃範囲の外に避けつつメイプルの右上腕を切り落とします。お見事です。近距離戦で敵の攻撃範囲を把握して避けるのは基本ですが、HP1で初見の相手、しかもモンスター相手に実行できるのはセンスがあると言って過言ではないと思います。続くメイプル左上腕での振り降ろし攻撃、これが罠でした、気付かずペインさん第二のミスを犯してしまいます。一歩踏み込んでメイプルの正面、攻撃範囲のど真ん中でメイプルの左上腕を斬り落としてしまいます。ここは更に左に回り込んで例えばメイプルの足を切断してしまうか、最悪後ろに下がって防御しつつ、相手の攻撃の連携を確認したかった。しかしメイプルの目の前で4本ある内2本目の腕の攻撃を凌いだせいで、3本目の腕、左下腕に掬い取られてしまいます。「焦ったか」、即座に自覚するあたり、ペインさんも流石一位と言えるのではないでしょうか。
ゴリマッチョはともかくとしてドレッドはメイプルの掴み取り攻撃、避けれそうですが、ギルマスが女子にここまで技ありな敗北を喫した以上、空気を読んで掴まったんだと思います。なにしろメイプル、戦闘センスもありそうですが、おそらく普段からスキルの活用方法を真面目に考えていたと思われます、認めざるを得ないでしょう。女子と言えばまだ後ろにフレデリカが控えていますが、ギルマス以上の扱いしても後でちょっと微妙な雰囲気が流れますし、まぁ最近は姫プレイなんて言葉ありますが、ドレッドのキャラではないですしね、うんうん。
集う聖剣を撃破したのはいいんですが、なぜかかわいい女子の主人公が悪魔の姿から戻らないという、作者の暴虐を存分に味わわせられる展開が続きます。結構続きます。
ペインさん、「いつかきっと借りは返す。」、対策は既に練っているようです。
あ、この悪魔レーザー吐けたんだ。
炎帝ノ国助けて飛び立った後、森の近く走るシーンが巨人っぽい。
「影分身」と「ファントムワールド」で悪魔が7体に分身するのですが、絵面がまるでデ〇、、、いやいやいやいや、違う違う俺多分疲れてる。確認してみるとあっちは6人だったし、勘違い勘違い。。。「火の7日間」に擬えて7体用意したのでは?という疑念が心の内で首を擡げてきましたが押さえ付けとくとします。
ペインさん、「俺も、新たにスキルでも探してみよう。」。おそらくNWOではスキルを探す楽しみを重要視してるかと思われます。マップ探索が重要そう。ただ大部分のユニークスキルはどこかから落っこちなければなりませんので、ペインさんのスキル探しの旅は難航が予想されます。
OPが流れます、題名が「 究極アンバランス!」。
OP後、GMらしき人形っぽいキャラで議論を交わす5人衆が映ります。言葉遣いから立場は対等だと予想されるので、もしかすると大きな会社ではなく、NWOを作りたくて集まった5人なのかなぁなんて思いました。
メイプルの太もも、で、作者の暴虐に痛めつけられた視聴者のハートを癒やしに掛かられます。
ミザリーは乳が掴みで眉毛が本命でしたか、気が付きませんでした。
明るい感じのED、今作は髪の動きも見所だと思います。
掲示板もありますが、ラストの締めはメイプルの笑顔。メイプルには矢張り笑顔が似合いますね。{/netabare}

総評
最初の数話は違和感満載ですが、ほのぼのとした作画に引っ張られて視聴を続けるとまず4話で秀逸な戦闘場面に出会えます。ここまでの描きこみはちょっと見ないのではないでしょうか。
少しづつ通常とは外してあるスキル設定も、繰り返されるたび作者の信条を感じるようになり、10話以降では汎用スキル、ユニークスキル入り乱れての乱戦が楽しめます。
過去のMMO経験からつい考察を繰り返し、最終回では多少頭を抱えさせられましたが、最後のメイプルの笑顔で癒され、視聴後はむしろ爽やか。難しく考えずに観始めて良かった、観て良かったと思える作品でした。
2期ももちろんあるようです。

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 556
サンキュー:

9

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