nanikore さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Little bo peep, has lost her sheep, and doesn't know where to find them.
人が巨大な虫、カガステルになる奇病が発見されてから数十年。
人々は人口の2/3を失いながらも、巨大な壁に囲まれた都市の中で懸命に生を繋いでいた…・
みたいな終末世界観のお話。
進撃の巨人とかNo.6とか鋼殻のレギオスとかカバネリとかそういう感じ。
世界観は好きだ。ストーリーの流れも人物相関図もわかりやすい。
会話で違和感のあるものはなかった。滑らか。
まぁ物語が分かりやすいというのは悪い点でもあるな、と思うが。
要素てんこもりやな、というのが初見の感想だった。
{netabare}
・孤独最強イケメン主人公(親殺し、極東出身、色街の姉あり)
・オカママッチョ宿屋亭主(闘うと強い)
・気性荒いお人好しだが主人公嫌い軍人(いい人過ぎて死ぬ)
・話分かる系よくできる軍人(上の相棒)
・謎の自己紹介暗殺化け物ライバル(敵だが理解者)
・到着二日後いきなり看板娘で化け物の女王ヒロイン
・ファザーコンプレックス拗らせて愛わからない系マッドサイエンティスト
{/netabare}
なんかみたことある~。
{netabare}
4話は凄い好きだ。こうなるのはわかってたのに泣けてくる。
逆に5話の評価は個人的には低い。
孤独最強イケメン主人公が拗らせるに至った回想話なのだが、最後に突然ヒロインを襲う。この展開が少女漫画かな?という位、唐突、粗雑。
(少女漫画だってそういうものばかりじゃないですよね、すみません)
{/netabare}
物語や背景設定は好きなのだが、主人公とヒロインの関係性表現が
壁ドンとか「なにされてもいいですよ」とか「あなたのものになってもいい」とかばかりでなんか「えぇ…」となるのが正直なところ。
原作漫画はもう少し丁寧に描かれてるのかな?
まぁ見といて損はない。
「遺言があれば聞く…死人の言うことは守る主義でな」