「planetarian ~星の人~(アニメ映画)」

総合得点
72.7
感想・評価
377
棚に入れた
1904
ランキング
1109
★★★★☆ 3.9 (377)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

星の人となった男

planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜
後日談、続編作品。

ゆめみの幸せでもあった沢山の人々にプラネタリウムを見せることで、星を知ってもらい、喜んでもらうことは出来なくなったしまった。そのゆめみの代わりに男は様々な場所へ足を運び星を広めていったことで、やがて星の人と呼ばれるようになった。
ある場所へ辿り着いた男は、そこで出会った3人の子供に星を教え、星の人を継がせるのだった。
そのすぐ後、男はゆめみと同じ自動人形に見守られながら息を引き取るのだった。そして天国でゆめみと再会し、再会出来た喜びにゆめみは涙を流し、男は星を広めてくれたことをゆめみに感謝され、やってきたことが初めて報われ、男も涙を流すのだった。
ゆめみとの出会いで、全てが変わってしまった男は、ゆめみの生きる意味が自分の生きる意味になったのだと思う。それが男の生きがいでもあったのだろう。
ゆめみが叶えられなかったことを、体がボロボロになるまで何年も何十年も旅をしながら星を広めてはいたが、最後は義務感のようになっていたと思う。
しかし、自分の役割を終えて、ようやくゆめみに会えたことで初めてお互いの夢が叶ったのだと思う。
最高の終わり方で、とても良い作品だった。

投稿 : 2021/03/02
閲覧 : 304

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