saitama さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
推理モノとして意外とちゃんとしてるが…。8話は興味深い
うーん、妖怪モノ、推理モノ、恋愛モノ、アクションモノ、色々と要素が加味されていますが、基本推理モノですね。
推理モノとしては、『氷菓』にすごくインスパイアされているというか、『氷菓』の雰囲気が透けて見える。ただし、推理レベルと設定は『氷菓』の方が圧倒的に上。
キャラ画はボチボチ綺麗ですがとにかく動きが少ない。カット割りでなんとかしてる。予算は少ないだろうけど、工夫で頑張っている感。ラジオドラマでも良かったかも。
それと、虚構であっても設定のリアリティがもう少し必要かなと。
とはいえ、推理モノが好きならまあ時間つぶしになります。
あ、それとOPとEDはカウボーイビバップの影響受けたろうなと感じられる。とくにED。
※現在5話まで完走
作画は主人公が潰されても、身体が戻る部分に多少お金かけてますね。それでも、全体敵に画のクオリティを上げて、動きは少なくという路線。
ナレーション的説明を兼ねた一人喋りが氷菓っぽかったのが、また別路線になりつつある。でも、なんかオリジナリティは感じられない。なんだろう、ストーリーの繋がりがチグハグなんですよね。
これが声優の力なのか、脚本の力なのか、そこはわからないが引き込まれない。うる星やつらのメガネや、氷菓の主人公のようには引き込まれない。
とくに、人魚の肉と件の肉を食らった話のエピソードを振り返るシーン。ここは肝のはずなのに、ただ流れるシーンとしてしか感じられない。これが、画によるものか、脚本によるものか、演出によるものか、声優によるものか…。それはわからない。わからないが、肝の部分が伝わらないのだから、ちょっと致命的。
※8話まで観賞
非常に興味深い回だった。嘘を塗り固めて真実のように多数派の支持を取り付ける。まんま、韓国と中国がやっている過去の歴史捏造と同じ。たしかに、でっち上げられた嘘であっても、多数派工作をすれば真実のように振る舞える。
こういう事を、普段自分たちはされている側だと、この回を見て、どれだけの人が気づくだろうか…。本当に興味深い回だった。たしかにどこかの国には、嘘を言い続ければ本当になるという慣用句があるらしいので、世の中、息を吐くように嘘を付く連中が、存外近くに居るものだと、知らしめてくれる回だ。
※10話まで観賞
なんとなく惰性で見ている。いろんな元ネタ探しをしている。10話のオープニングシーンのバックに流れていた、このアニメでよく使っている音楽は、エアーウルフのオープニングテーマをほぼ丸パクリしたのね。どこかで聞いてるな、これって思いながら、今回エアーウルフだと思い出した。
真似ることは誰でもするけど、ちょっと元ネタがバレバレなものが、このアニメの演出には多すぎる気がするのが残念。