退会済のユーザー さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
「感情移入できない」「イライラする」
別に作画も音楽もいいわけではなく、声優さん方の演技もそこそこ。物語は粗が多すぎる作品。
「作画」や「音楽」に関しては普通でしかなかった。
ただキャラのデザインはとてもよくできた作品。
物語について多く触れていく。
はっきり言って面白くないし感情移入もできない。
この作品の特徴である「死に戻り」に関しても、痛そうだな、くらいにしか感じられなかった。
精神的、肉体的な痛みに関して言えば、他のループもの(異世界系ではないけど)とても上手い作品は多々あるが、それらの作品と比べてこの作品は「死」について前に出してるのにその描写が下手くそすぎる。
主人公「スバル」に関しては、引きこもってた割に他の人と普通に話す。でも、普通の人間では絶対に言わないことが多すぎ。「ビクトリー!」だとか。
そこで物凄くイライラした。
レムの騒動の時、レムが死んでラムが切れるところも意味不明。
ベアトリスがきて、「ラムと和解する事はもう無理」的な事言ってたけれど、エミリアに関しては何も触れてないしスバルも触れなかった。
スバルはエミリアを助けたい癖に、なぜそこを聞かないのか。エミリアと和解する事はできるかもしれなかったのに。
そのあとに自殺するのも意味不明。
エミリアは人が死んだらとても悲しむタイプと見えたが、なぜエミリアが悲しむ様なことをするのか?
その時にいる世界の後の事を考えずに、自分のことだけ考えるスバルにとても嫌悪感を感じた。
王都編で、エミリアに「終わりにしましょう」みたいな事言われた後に、自分の事をベラベラ話す所が一番気持ち悪かった。
自分が勝手に助けてるだけの癖に、それに見返りを求める所がとても気持ち悪い。
その後、プリシラに「お前は豚だ」とか、ペテルギウスに「お前のせいでレムは死んだ」と言われる所があったけど、はっきり言ってその通りだし、それなのに悪役として描かれる所が本当に気持ち悪い。
総合的に、なぜか過大評価された作品。主人公の気持ち悪さに耐えられる人は止めませんが。キャラだけを求めるならオススメかも。