ヘラチオ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
なんというか哲学
人の血がないと凄まじい空腹感に苛まれる屍鬼。吸血されると死ぬかもしれないけど、運が良ければ屍鬼に生まれ変わるから善意で仲間ふやしているみたいな。心理的には生前と全く変わらないから屍鬼にされ損な気はするなあ。人の血がないと生きていけないし、ひっそりとしていても一方的に恨まれるわけだし。
一方、人間側はそんなことはとんでもないと屍鬼を虐殺する。心臓に杭を打つ。正気の沙汰じゃないのは一般人のほうかもしれないと思わせるような描写の数々。屍鬼になるより死ぬ確率が高いから必死なのかもしれないが。
屍鬼の弱点を克服している人狼もいてカオス。
なんというか哲学を感じた。言葉では簡単に言い表せないこの違和感はなんだろう。
お互いに共存できる道はなかったのだろうか?
OP
くちづけ 歌 BUCK-TICK
カレンデュラ レクイエム 歌 kanon×kanon
ED
walkの約束 歌 nangi
月下麗人 歌 BUCK-TICK