「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(TVアニメ動画)」

総合得点
72.6
感想・評価
422
棚に入れた
1611
ランキング
1125
★★★★☆ 3.4 (422)
物語
3.1
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.3

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ネタバレ

朝飯前♂ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

より洗練された演出と綺麗な作画

前作より洗練された演出と綺麗な作画が楽しめる今作、話の内容も傑作だといいなと期待しながら視聴していきます。

2話視聴時点の感想{netabare}
ストーリーは前作程ではない気がする、較べる対象が良すぎるか。
{/netabare}
3話視聴時点の感想{netabare}
原典に対応するかように3話にサプライズが!
しかしタイトルには外伝の文字。外伝にするのは勿体無い気がする。
{/netabare}
5話視聴時点の感想{netabare}
すげー面白い。
{/netabare}
6話視聴時点の感想{netabare}
序盤ソ〇ャゲの香りがして心が折れそうになりましたが、とりあえず
人数絞って話進めていくみたいでほっとしました、キャラの掘り下げ、
大事ですよね(アニメ内で)。
良い意味で外伝っぽくなってきたような気がしますが、今後はどうでしょう。
{/netabare}
8話視聴時点の感想{netabare}
7話から「マギウスの翼」という、魔法でもって魔女を操る魔女根絶を目的とした集団が出てきて、噂もこの集団が管理しているらしいのですが、目的はともかく手段が納得いかない(胡散臭い)!ので相容れず、主人公たちは「マギウスの翼」の根絶を目指す!というのがどうやら今作の骨子であって、7話でようやく今作を構成する要素が出揃った感があるのですが、

一番の特徴はやはり、魔女化が不可逆の悲劇ではなく、一種の必殺技扱いなところでしょうか、敵倒して普通に元に戻るし。

どうやら今作は、魔法少女モノの皮を被ったデビルマンではなく、「まどか☆マギカ」の皮を被った割と王道な魔法少女モノみたいですね、面白いからいいですけど。

考えてみれば今作で最も大事にしなければならない層はゲーム楽しんでる層でしょうから、何万もつぎ込んでいる推しキャラがアニメでは魔女になって退場、視聴者が血の涙を流す、のは避けたいところでしたね。

演出は今の調子でお願いしたい、「ランウェイで笑って」は挫折しましたんで、1話で。

とはいえ今から割と王道な魔法少女モノ、からのゲーム楽しんでる層を巻き込んでの、前作を上回るデビルマン!をやってくれれば、歴史に残る神作になるのは火を見るより明らかだと思うのですが、いかがでしょうか。


。。。今更wiki覗いてみたのですが、どうやらストーリーはゲーム準拠だそうで、身もフタもないネタバレ満載、なので見るかどうかは考えてからどうぞ。暁美ほむら出るのかな。
{/netabare}
9話視聴時点の感想{netabare}
第9話 私しかいない世界

出会いと別れを描いた静かな神回。
デ○ルマンはもうありませんね、ちっ。
{/netabare}
10話視聴時点の感想{netabare}
第10話 私の名前
女子高生を次々に誑かす女子大生、我々は今ものすごいモノを見せられている、からのED。もうやめて。
内容は少々雑なところはあれど、超展開で展開していくストーリーが見応え十分でした。今後が楽しみです。
{/netabare}
(3/15 ネタとして~追記){netabare}
ネタとして茶化してしまいましたが、こういった双葉さなのケース、身近にいないのであまり言及するのもどうかですが、たまに事件になっているのを見かけます。もちろん全員じゃありませんし、確率で言えば大分低いんでしょうけど、たまーに、最近もありましたしね、きついのが。
であれば外に避難するのはレアケースではむしろ必要的な。きちんと踏み込んだのは社会的に結構意義があるなぁと考えを改めました。
{/netabare}
11話視聴時点の感想{netabare}
第11話 約束は午後3時、記憶ミュージアムにて
個人的な見どころが2点あります。
まずアバンで環いろはの姿を認識した天音月夜が一旦学校の塀の裏に隠れ、そーっと覗く様にして出てくる際に塀を掴むその指の動き。ナウシカの王蟲思い出しました。
Aパート後半、魔女目掛けて階段を駆け上るフェリシアの姿。フェリシアの攻撃はすかっとする描写多くて良いと思います。
ももかが出てきてあれ、この娘さん誰だっけ?というおっさん脳がつい炸裂してしまったので、深夜にいきおい全話見返してしまいました。ついでに半ば自分用に未解決の伏線等、気になる点を列挙していこうと思います。
黒江(アニメオリジナルらしいです)の再登場はあるのか。
環ういはなぜ存在が消し去られているのか。
調整屋は何者なのか。
七海やちよの過去の回想に出てくる、梓みふゆとあと一人は誰か。
七海やちよは何を隠しているのか。嘘とは何か。
どっかーんが最後の戦いでも炸裂するのかどうか。
秋野かえではどうしているのか。
病室で話していた「4人」とは、環ういと里見灯花、柊ねむとあと一人は誰か。
七海やちよと話している「東」の人間っぽいのは誰か。
AIが最後の会話で私とさなは一つ、外の世界に連れて行って下さいって言っている。そっかーこれで双葉さなにもドッペル(そういう名称らしいです)が発現するようになって、AIがそこで出てくるんだろうなー、作中最強でも文句ないなー、双葉さなと環いろは、もしくは七海やちよのドッペルで最後の敵撃破って流れだろうなー、なんて夢想して思わず動画配信サイトで検索し、個人で配信してるストリーマーの動画みてしまったところ、双葉さなのドッペルはまさかの拷問器具。なんでも双葉さなは拷問の本が好きで?さなのドッペルには右耳verと左耳verがあって、っておーい、これ考えた奴でてこーい、頭の中デ〇ルマンから進化してるじゃねーか、対象年齢とは何なのか。
マミさんはいつから「マギウスの翼」なのか。
魔女を集めてどうやって魔法少女の救済に繋げるのか。
当初は残念だったちょいちょい挟んでくるギャグがいつの間にか切れ味抜群なのは地力なのかどうか。「し、失礼するでございます。」→掴まる。
以上です。
先週の話で茶化してしまいましたが、今作は七海やちよの再生の物語でもあるわけですね。2クール目があるのかどうか、情報見つけられませんでしたが、そこが一番気になります。{/netabare}
12話視聴時点の感想{netabare}
第12話 〇〇〇
気になる点があったのですが、環いろはは里見灯火や柊ねむとも面識があったのでしょうか。ゲームではあった、にしても無理があるように思えますし、環ういの存在を忘れてしまうと環ういを介して知り合った環いろはの存在まで覚えてない、というのは結構な注目ポイントだと思います。
冒頭の雨の描写、凄いですね。地面に溜まった雨の水面が波打つ様といい、窓ガラスを伝わる雨の描写といい、屈折まで表現して、コンピューターグラフィックスである程度出来るのかな?にしても凄いです。その中で描かれる七海やちよはそんな凄い背景に全く負けてない、どころか引き立て役にしちゃってますから、アニメのキャラも凄いなと思います。
で、来ました。悲劇的要素であるところのヒロインの死。正直不可逆的(ゲーム未プレイ)悲劇的要素はなくてもいいかなーなんて思いましたし、本編に較べるとそれ程絵的にも神展開でもないかなーとは思いましたが、外伝による本編を踏まえつつの神展開、というのも個人的には結構な評価ポイント、なんて思いながら視聴を続けると魔女化まで描いてきました。なぜかじりじりと包囲網を狭められている気分です。
デ〇ルマン来るか?それとも神浜市に舞台を半ば限定してる辺り、デ〇ルマン+バ〇オレンスジャックか?なんて思ったりもしますが、やはり最後世界を光で包まねばデ〇ルマンに非ず、舞台を限定するだけではバ〇オレンスジャックに非ず、ただのリスペクトからのオマージュだったりオマージュのオマージュだったりしますから、まぁ今作はもう普通に楽しめばいいんじゃないかなーなんて思います。
もう一つ次回への振りで気になる点と言えば、胡散臭い以外にマギウスの翼を否定する材料が乏しいところですよね。魔女育成は翼に参加してから取り締まっていけばいいですし、例えば里見灯火が構築したシステムでは、魔法少女は救われても一般人が被害に遭うのかなーなんて思いついたんですがどうでしょうか。
EDの前に映し出されるタイトル。今まではいまいちでしたが、今回ではがっつり鷲掴みにされました。
ただ、そこからめるさんの魔女化のシーンの最後の台詞を聞いてみると、タイトルとはまた正反対の意味で感動すると思います。{/netabare}
13話視聴時点の感想{netabare}
第13話 〇〇〇
想像を絶する怒涛の展開にレビューに使える文言が思い当たらず、今週はレビューお休みだなぁなんて視聴後には感じていたのですが、最終回でもありますし、時間が経つにつれ気力も回復してきたので考察中心でレビューしていきたいと思います。

アバンで里見灯火が環いろはに開放されよ?とマギウスの翼への入会を勧めるもその眼に言葉ほどの感情は感じられず。
環いろはと七海やちよが今後について押し問答を繰り広げている最中に魔女が七海やちよをぱくり。「ひとりぼっちの最果て」で、アリナが襲撃してきた際には止めに駆けつけてきてくれたマミさんも来ず、入会を断られたとはいえミュージアムへの来館を招待した客人を、魔女が不意打ちするのを容認している、むしろけしかけている以上マギウスの翼は黒か白かでいえば黒っぽい。黒っぽいというかそういえば今までも一般人が被害になってました。
「~のウワサ」の文字、薄くなってますが一時停止して確認したところ「神浜聖女」と読めます。
マミさんが登場するも様子がおかしい。マミさんが入会を勧めるのですがここでも意見が決裂、マミさんがドッペルを発動して、今までの記憶を超える怒涛の戦闘が始まるのですが、、、直前の文字と併せて考えるにどうやらマミさんはウワサの主になってしまったんだと思います、まだマミさんが普通の魔法少女であるにも関わらずウワサの結界を構築してしまっている以上、もうマギウスの翼は黒と断じて良いかと思います。アリナの邪魔をして目をつけられたか、はたまた最初からウワサにする予定で呼び寄せられたか。魔法少女を救う手立てを見つけた、「私が絶対に何とか、、、」と台詞を繋ぎますが、言い切る前にドッペル化。ウワサの主が自分の意志で結界の外に出ることは出来なさそうなので、マミさんの希望は到底叶えられなさそうです。本人の意思に反してのウワサの主化、黒どころかかなり漆黒になってきた気がします。
マミさんと美樹さやかとの会話が噛み合わないのですが、ウワサの主になって、本来迎える予定だった未来を視てしまったのでしょうか。
里見灯火が車中で感情エネルギーの回収効率を気にしている描写があります、やはり里見灯火にとっては解放よりも別の目的がありそうです。集めた感情エネルギーを何に使うのか、気になります。
Bパート、里見灯火の演説シーン。キュゥべえに与えられてしまったシステム、物語からの脱却を説いているのですが、まるで、最終的に全魔法少女の救済を成し遂げるも、デ〇ルマンの恩恵をたっぷり受けた上での展開であったために結局総評としてはデ〇ルマン、といった印象の本編とは全く異なった段階、道筋でデ〇ルマンからの脱却、悲劇のヒロイン要素を内包する全ての物語への叛逆、を説いているかのようなのですが、この絶人の域に達すると思われる演説ですら、里見灯火の真の目的に目を向けさせないための目眩まし、という個人的に眩暈を覚える内容でした。今後の展開どうするんだろ、ってえー、首都壊滅て。
首都壊滅以外にもイブ覚醒計画などの気になる文字が躍る二期の予告なのですが、おそらく時間がぎりぎりすぎて配信版の納期では作画が間に合わなかったであろうと推察される中、余裕を持ってたっぷり先に二期を予定するでもなく画面にはcoming soonの文字、制作陣のこの作品に懸ける熱意が窺えるなぁと思いました。{/netabare}

総評
2連続で世界を光で包んだ後に発表する物語という重責を負わされた今作。しかしながら、とある天才キャラクターの発明をもって、想像を遥かに超えるストーリー展開を魅せてくれている今作。まだ完結していないためまとめるにはまだ早いのですが、面白いか面白くないかで言えば現段階では圧倒的に面白いと言わざるを得ないです。ただ一つ、注意点をあげるとするならば、デ〇ルマンデ〇ルマン考えながら視聴すると今作への評価が二転三転してしまうところでしょうか。
最後に、13話でとあるキャラが演説するのですが、演説の内容がその演説しているキャラが考えた内容なのか、もしくは別のキャラが考えた内容なのか気になった、という点を特記してレビューを終えたいと思います。

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 580
サンキュー:

9

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