Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
新たなる波乱の予感を前にしばし幕間の物語―
この作品の原作は未読ですが、アニメはOVAの3期まで視聴済です。
2020年の4月に新章が開幕すると聞いているので、本作品は新章直前の箸休め的な位置付けでした。
まぁ、しんどい展開ばかり続いたので、たまにはこういう休息も大切ですよね。
なお、このレビューはストブラOVAの3期まで視聴した前提で記載しているので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
“聖殲”を巡るヴァトラーとの戦いに
勝利を収めた古城と雪菜。
絃神島を自らの“夜の帝国”としたことで実質的な島の支配者となった古城だが、
以前とさほど変わらぬ日常を過ごしていた。
そんな折、絃神島の周辺海域で起きている原因不明の海難事故について、
獅子王機関と太史局が合同調査を行うことに。
一方、自分を呼ぶ声で目を覚ました古城。
記憶もおぼろげな彼の視界に飛び込んできた光景は、
自分がくるまって寝ていたらしい一枚の毛布と頬を赤らめ、涙ながらに訴えかけてくる雪菜の顔。
「先輩…私、大切なものを失くしてしまいました…」
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
これまで沢山の物語を積み上げてきたこの作品ならではの展開だったのではないのでしょうか。
物語の盛り上がりとしては正直今一つ…
ですが、これまで沢山登場したヒロインの総出演によって今一つな物語の展開などすっかり霞んでいましたから…
普通の作品なら決して許されないことでも、このシリーズでは許容される…
そしてそんな道理がまかり通る世の中があることを痛感する作品でもあると思います。
古城に対する私からのツッコミは一つだけ…
「古城君、それ忘れ過ぎじゃない?」
ヒロインの可愛らしさは相変わらず健在です。
30分一本勝負の作品であるにも関わらず、姫柊、浅葱、煌坂、ラ・フォリア、凪沙といったいつもの面子に加え、那月ちゃん、アスタルテのコンビに羽波唯里、斐川志緒の獅子王機関組だけじゃなく、太史局の妃崎霧葉まで普通に登場してくるのですから、ビックリ以外のナニモノでもありません。
これだけのヒロインが出てくるにも関わらず、それぞれの立ち位置がハッキリしているので、展開が発散しないのもこの作品のポイントだと思います。
第四真祖である古城といえば「吸血」は欠かせない儀式になっていますが、今回は日常パートなので、その儀式は残念ながらお預けです。
でも、これだけのヒロインが勢揃いするので、儀式なしでも十分盛り上がると思います。
そういう要素も含まれているので…^^
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、岸田教団&THE明星ロケッツさんの「暁のカレイドブラッド」
エンディングテーマは、姫柊雪菜(種ちゃん)による「Dear My Hero」
順番はバラバラでしたが、オープニングが溜息が出るくらい格好良いです。
もう岸田教団&THE明星ロケッツさんとストブラは鉄板の間柄ですね♪
OVA全1話の作品です。
推しのヒロインや声優さんがいらっしゃる方、或いはこのシリーズが大好きな方には是非チェックして頂きたい作品だと思います。
因みに新章への繋がりも用意されていますので…