マトモ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
戦隊美少女物の確立。
作画→90年代特有のばらつきがあるものの、素晴らしい時は素晴らしい。表情、緊迫感、変身シーンの肉体美、戦士たちの体型の個人差まで丁寧、技の力強さと美しさ。
ストーリー→一年間の放送であり、中弛みは否めないし、戦士5人揃うまで時間をかけすぎではある。(最終決戦への鍵となるヴィーナスは終盤まで出せないのはわかるが、ジュピターまではテンポよく出すべきだった)
良いのは、1話と最終話の比較が感動的。(当初からの予定かはわからないが)
最終決戦の悲壮感、敵の強さが分かる緊迫感、一年間の戦士たちの成長、特に泣き虫だった月野うさぎの心の成長、全てを経ての最終回の盛り上がりはアニメの歴史に残る最高のものでした。
ラスボス戦はプリキュアのような合体技や二段変身の派手な事は無いものの、主人公単体で挑むというのは本当に素晴らしいですしここまでしてやっと「本当にこんな戦闘力の差で勝てるの??うさぎ死なないで!」とハラハラし、感情移入できます。
プリキュアは絶対勝てるとわかってるからハラハラしないですし。