プクミン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見てる分には面白いけど、やる気にはなれない
この物語はカルタです。
そして見て思ったのが
「俺の知ってるカルタと違う!!」
これです。
多分、ほとんどの人がそう思ったと思います。
で、5話の途中までは、正直何が何だか良く分からないまま物語が進みますが、5話の終わりあたりから、物語が大きく動き出します。
『見る事を諦めないでっ!!5話を見終わってから考えてっ!!』
Q「あのぉ~、カルタのルールがいまいち分かりません」
A「8話で簡単な説明があります。ですが、全然分かりませんでした」
Q「そっすか」
A「そっすよ」
以下、簡単なキャラ紹介と内容です。
{netabare}
【キャラ紹介】
綾瀬 千早:本作の主人公
学力は低く、女子力も低く、色気は無し。
真島 太一:本作の男主人公
小学校の頃は、勝つためなら汚い事もする男だったが、高校になってからは大人の男。リーダー。学力優秀、その他優秀、色々優秀。最優秀賞だ。
綿谷 新:本作のライバル的存在であり、裏の主人公的存在。
千早、太一をカルタの世界に引き込んだ男。
大江 奏:癒し枠
千早に半ば無理矢理カルタ部に入れられたような女の子。
おっぱいが大きい。話が進むにつれ、大きくなっていくように見える。超大きい!!
駒野 勉:机
学年2位の成績だからというだけの理由で、千早に無理矢理勧誘(連行)され、その後太一にお叱りを受け、色々あって入部。
データを取り、分析を得意としている。
西田 優征:肉まん
小学校の頃は強かった。新がいたため、常に準優勝。それが嫌になってテニスに逃げたが、結局カルタに戻って来た。
【内容】
小学6年の頃、千早が新とカルタ勝負をし、それでカルタに真剣に取り組む事になる。
がしかし、新は引っ越ししてしまい、太一とも疎遠気味。
高校に入り、千早はカルタを続けていた。
そんな千早が、なぜかカルタ部を作りたがっていて、まずは太一を、そしてその他の人を巻き込み5人集め、カルタ部結成。
その後、初心者にもスパルタ指導で力を付けさせ、東京大会で優勝。
全国では千早の体調不良により負け。
団体戦は負けたが、個人戦でエントリー。
そこで、現在のクイーンと当たり敗北。
後々、テレビでクイーン戦、名人戦をテレビで見る。
という、一通りの流れがあり、千早達は2年生になった。
{/netabare}
【感想】
ずっと思っていたのが、ルールが分からない!!
これは一応途中で太一が説明してくれるんだけど、勝敗に関するルールがほとんどで、細かいルール説明が無い為、作中描かれている戦いや駆け引きの凄さが分からないっ!
そして、ところどころ無駄に『花が咲く』エフェクト的なものがあるけど、あれが意味不明。
他にも気になる点が、いくつもあったが、それらを差し引いても、普通に見てて面白い内容でした。
主人公補正とかも無く、普通に勝ったり負けたり、一喜一憂。
【気になった点】
{netabare}
・なぜ千早は、カルタ部を作ろうとしたのかが不明。
別にカルタをやるだけなら、カルタをやっている○○会とか、そういうところでいいんじゃないか?
クイーンを目指している訳だし、個人戦でいいよね?
・5人揃って部活になった後、積極的に部員集めをしなかったのが腑に落ちない。
部にして何をしたかったのだろうか?
・千早のメンタルが驚く程弱い。
小学校の頃の方が強かった。なぜ、こんなにも弱くなってしまったんだろうか?
・脱臼(肩)が気になる。
あんな早い腕の振りなんてやっていたら、肩脱臼してもおかしくないよ?
肩とか特に鍛えてなかったよね?
・新の強さ
作中の話にも出てきているけど、肉まんは小学校の頃、既にB級からA級に上がれるぐらいの強さがあった。
にも関わらず、その肉まんを圧倒していた新は、既にその実力はA級だったんだろうと思う。
一応、中学の途中まではやってたのに、なんか小学の頃より弱くなっているような気がしなくもない。
もしくは、強くなってない。
肉まんだって、中学の頃ずっとやってなかったよ?
{/netabare}
という、謎を残し、まだ2期3期とあるんで、今後も期待。
まあ、本格的なカルタがあんなんだって知った今、全くやる気が起きませんね。
アニメとしてはオススメ。