U さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 - 妹ちゃんたちも幸せでいますように
P.A.WORKS制作によるオリジナルテレビアニメ
<主要人物>
・音無 結弦(おとなし ゆづる):神谷浩史
・仲村 ゆり: 櫻井浩美
・日向 秀樹(ひなた):木村良平
・直井 文人(なおい あやと): 緒方恵美
・ユイ:喜多村英梨(歌 - LiSA)
・天使 / 立華 かなで(たちばな): 花澤香菜
高校生の音無が目を覚ましたのはとある学園
2,000人の生徒が学ぶ全寮制のこの学校には未練を残して死んだ学生達が集まり
NPC(ノンプレイヤー=モブ)と呼ばれる一般生徒と充実した学園生活をおくることで
浄化・消滅し転生へと進むための魂の救済場所だった
音無は記憶がないため死んだ理由と抱えているであろう未練についても不明
音無がこの学園で最初に出会ったのは「死んだ世界戦線(SSS)」のリーダーゆり
戦線のメンバーは現世で理不尽な人生を与えた神に逆らうため自分が消えない(浄化)よう、彼らに正しい学園生活をおくらせ浄化を促す神の使いの天使(かなで)と戦っていた
戦いに使われる武器は地下深くにあるギルドで作られておりギルドの人達も未練を残して死んだ人たち
ゆりに誘われ戦線に加わり天使を倒すための作戦に参加するようになった音無は
やがて記憶を取り戻し、自分が死んだ状況と夢は叶わなかったが人を助けようと精一杯生きたため未練がないことを思い出す
そして、かなでが天使ではなく自分達と同じように思いを残して死んだ人間で
ここに来た人達が人並みの青春を経験できるよう尽力していることや
天使の持つ武器はこの世界のマテリアルを改変できる「ANGEL PLAYER」というソフトでかなで自身が戦うためではなく"防御"のために作ったことを知った音無は
かなでと戦うのではなく協力するようになる
かなでと共にこの世界の若者の望みをかなえ成仏させることにした音無は
まずユイ(喜多村英梨)のたくさんある夢を叶え日向の協力もあり浄化に導く
そんな頃、黒い影が出現し戦線のメンバー高松が飲み込まれNPC(モブ)になってしまう
音無の説得もありモブになるくらいなら成仏した方がいいと生徒が次々と学園から消えてゆく中
音無、ゆり、日向、直井、かなでの5人は学園に残り影と戦う決意をする
ゆりはギルドで「第2コンピューター室」を発見する
中にいた見知らぬ男(石田彰)によると
この世界に愛が芽生えてしまうとここが転生への通過地点ではなく楽園になってしまうと
この世界を作った人物が愛が生まれたら発生するよう「ANGEL PLAYER」で影をプログラミングしたらしい
この「ANGEL PLAYER」を使えばゆり自身がこの世界の神になれると説明されるが
ゆりはコンピューターを破壊する
音無、ゆり、日向、直井、かなで は
平和を取り戻した学園の体育館で卒業式を執り行う
卒業式終了後1人1人消えていき、最後に残った音無はかなでに
一緒にここに残ろうと誘うがかなでは思いをとげ音無の腕の中で消えていく
***
10年前のアニメですが古さを感じませんでした
当時新人だったであろう信長がモブで出ていたのも新鮮でした
「ANGEL PLAYER」がよく分からなかったな
死後の世界がコンピューターで制御されている?わけないよね
音無より後に死んだかなでが先に学園にいるってことは
かなでの望みを知って天国から学園に戻ってきた?
「心臓をくれた人にお礼言いたかった」っていうのがかなでの望みだったわけだけど
ドナーにお礼を言うのは誰であれ不可能なのでは?
「せっかくもらった命を全うできなかった」なら分かるけど。。。
ユイにしたような、死亡理由からの夢を叶えてあげるっていう流れを
戦線の他のメンバーでも見たかったような気もするけど
ゆりの生前の苦痛を見せられただけでいっぱいいっぱいでした
ゆりと音無が天国で妹ちゃんたちに会えますよーに
妹ちゃんたちも同じような小学校で楽しい人生を経験できてますように
私は良平さんが大好きなので
日向の「俺が結婚してやんよ」は耳福ではありました、が唐突過ぎませんでした?
良かったシーン
・天使攻略の作戦時に目くらましで登場するガルデモ(Girls Dead Monster)の演奏シーン
・天使の答案用紙を差し替えるための目くらましシーン(推進エンジンと告白)
・ユイが音無にプロレス技(ジャーマン・スープレックス)をかけるシーン
・少しずつ変わるEDの絵
20.1.28
(名前を間違えた個所があったので修正しました)