takato さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
邦画よりハリウッドで通用するのはこっちかも
マッドマックスにつぐ2015年最強クラスのアクション映画!。萌えキャラとか、テレビ見てないし…なんて言ってる人間は猛省すべし。
全編ほぼアクション!アクションの連続!。空を引き裂く砲撃音、破壊される町、色とりどりのアイディア、邦画よりハリウッドで通用するのはこっちかも。軽く欠点をあげるなら、敵がライバルとして魅力的に描けていないところが一番問題かな?。
それでもラスト近くの無言の接近戦のスマートな演出、エンドロール中もエピローグを流しくれるサービス精神、テレビ版を遥かに超える奇跡的な作品と言ってもよかろう。
(追記)
4dxとは、ガルパンのために産まれけり。そう言いたくなるほどに4dxと相性が良かった。ただ、終始揺れ続けるので乗り物酔いに弱い人は止めておいたほうがいいかも。ただ、二回目の視聴で改めて脚本の弱さが目立った。もうちょっと脚本を練ればもっと良い作品なったろうに。
具体的な弱点は、この手の作品の上がるポイントである二点を抑えていないことである。それは、敵を魅力的に描く事と、燃える練習or特訓描写の不足である。
これらは、廃校の件を大幅に省略して、大学選抜の強大さを描写し、集結してくれた諸学校の連中と練習する描写を入れれば解消できたはずである。正直申し上げて、廃校の件は試合をやるためにほぼ無理矢理入れた部分だから、そんなに面白くないし、全体から浮いてすらいる。あと、せめて敵のエースぐらいは、西住殿と対照的な考えを持っているとか、ずば抜けた技量をもっている描写が欲しかった。