ウェスタンガール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
桃色のファンタジー
(3話まで視聴して)
ドルオタに対しては、対象への絶対的な崇拝と、何処までも排他的で原理主義的な姿勢を持つ者といったイメージが先行していた。
実際身近に、それも義理とはいえ兄弟に、それを標榜する者がいることを知るまでは。
彼は純粋であり、そして何より紳士的である。アイドルに接する時には、自らが取るべき作法を心得ており、何処までも厳格に守り通そうとする姿勢には崇高さも感じるのだ。
まあ半分は嘘だが、第3話の“えりぴよ”さんと“舞菜”さんのシーンには涙が出た。
知らない事がいっぱいの、とても魅力的な作品だ。
『塩対応』、面白い言葉だ。
(他にもいろいろ備忘録)
ドルヲタ(オタではないそうだ)間で使われている独特の言葉があるそうなので、各話の中で気付いたものを抜き書きしてゆこう!
-つむ-
つくづくお金の値打ちとは、相対的なものだなぁ、と。
-レス-
自分に対してと勘違いしているお目出たい人が多いような。
-釣る-
握手会で塩対応の対極にある言葉でしょうか。認知してもらった上に、これを経験したならガチ恋決定?
-推し変-
上手くコミュニケーションが取れず、疑惑の渦中にある二人にハラハラしっぱなしです。
-メンカラ制度-
桃色の舞菜さんをサーモンに掛けて、{netabare}サケの切り身入りパッフェに{/netabare}歓喜するえりぴよさんが痛々しい。
聞き落としている言葉も多いはずだ。
気が付いた方、ぜひ教えてほしい。
(さらに抜き書きを続けよう)
-現場-
コンサートや握手会などファンイベントを現場(げんば)というそうだ。
推しとの濃厚接触(死なばもろとも)こそが彼らの幸せなのだ。
(偏見はやめれ!)
-在宅-
現場には足を運ばずSNS等メディアを通じて声援を送るファンをそう呼ぶようだ。私の義弟はガチの在宅なので“在家信者”と呼ぶべきか。
アイドルフェスに臨む最終回
広島にバカにされる、いや、相手にされていない岡山という自虐ネタを盛り込んで判官贔屓が爆発する。
ハラハラ、ドキドキの中で、チャムが魅せるベストパフォーマンスに、ドルヲタ達と共に感動の涙を流してしまった。
ラストの落ちもナイスボケ!
吉川社長?、ありがとうございました~。