大重 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
感動系の内容で悪くは無いですが…。どうでも良い所が気になって。
1話感想 3.8 感動系の内容で悪く無さそうですが…。
まあCMで大体説明してもらってしまいましたが、そういう内容ですね。
世界観は悪くなさそうです。
でもこの世界の人間のバカっぷりはちょっと流石にどうかと。
勝てない相手に喧嘩をふっかけてついには全滅…アホかと。
その前に降伏するでしょ? それとも降伏しても容赦せず一人残らず虐殺されたのか。
まあそこが主題ではないのでどうでもいいのでしょうが。
親子の感動モノということで見れば一定の面白さは得られるでしょうけれど…。
うーん、でも大体の所話は読めるような。
後は娘がどれだけ健気で可愛いかなのですが、何というかちょっと生意気な子供で…うーん、そこまで強烈に「可愛い! この子を守らなければ!」とまでは思えなかったかな。
そうなるといまいちなのかも。うーん、興味はあるのですが…。
全話感想
まあ感動系の内容で割と見れたかな…。
特に予想を超える部分は何も無かったですが。
ゴーレム以外に、ソマリが人間でも差別しない亜人は予想より多かったです。
で、そこが主題では無いのでしょうが、私が一番気になってしまったのは、この世界の人間は本当にそんなアホなのか? という点なのですが、本当にアホだったみたいですね。
結局の所、人間の排他的で暴力的な所を全面に押し出して、現実に警鐘をって感じでしょうか。なんだかなー。
実例で言えばクロマニヨンはネアンデルタールを滅ぼした、という話があります。
でも良く調べるとネアンデルタールの血もクロマニヨンに混じっているとか? 必ずしも近隣種だから滅ぼすわけでも無いようです。
ペット、家畜と言葉が通じない獣との共存は当然のようにしているわけで。
人間は必ずしも排他的で暴力的なだけではだけでは無いと思いますけどね。
というか普通、どんな冷酷な人でも、自分が傷つくのは嫌だから無用に戦ったりはしないし、利用価値のあるものは利用します。合理的に考えて。
自分に危害を与えてこないのに、殺しても食えない物を、殺すでしょうか。
この世界の人間は、人間以外の動物は、食べもしないのに片っ端から殺して絶滅させないと気がすまない戦闘種族何でしょうね。
だったら負けて死ぬのは本望では。
その割には家畜の描写はあったような…意味がわかりません。
まあ物語なんだから、この世界の人間は差別心に凝り固まったアホ。
その中でソマリだけが差別心を持たず素晴らしい、というならそれで良いのでしょうけどね。なろう系の一種ですかね。
1)亜人が人間を、この毛の無い猿、めっちゃ美味い、とバリボリ食いまくった。
2)亜人が、人間は知恵がある種族だと気づいた。
お前ら猿じゃなくて人だったんだな。これからは優しくしよう。
3)ふざけんな亜人共、絶対許さない。
4)優しくしようって決めたけどこりゃ駄目だ。食い殺せ。
という展開なら、と納得なんですけどね。
人間と亜人はどういう理由で離れて暮らして、遭遇するようになったのか、遭遇した時に何が起きたのか。
人間と亜人がそれぞれどういう進化をして、どういう歴史を辿ってきたのか、何も考えて無さそうだなーと思っちゃいますね。