ウェスタンガール さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
愛すべき“バカ野郎”たち
“苺ましまろ”から一気に“きらら系”に飛んでしまい、ある意味、ミッシングリンクの存在に気付いていなかった。
そう不覚にも、“今日の5の2”を挟んで、“みなみけ”、“みつどもえ”、“ゆるゆり”とつながる流れを知らずにいた“バカ野郎”なのだ。
その後の、“のんのんびより”や“三ツ星カラーズ”に、大きな影響を与えたことは想像に難くない。
内容は、期を重ねている作品だけあって非常に面白い。三姉妹はもちろん、サブキャラクターがまた良い、特に男子の“バカ野郎”度はMAXである。
最初は“タケルおじさん”と“藤岡”が地味でモブキャラ気味であったものが、“保坂”先輩ともう一つの南家が参戦することで、{netabare}恋のさや当てのようなものも生まれ、{/netabare}俄然パワーアップするのだ。
長女“春香”と“保坂”vs{netabare}後輩で次男“南ナツキ”。{/netabare}
二女“夏奈”と番長“藤岡”vs{netabare}気弱な三男“南アキラ”。{/netabare}
千秋ちゃんとマコト{netabare}、冬馬くんとマコちゃん{/netabare}が複雑に絡み合い、まことに賑やかな“みなみけ”である。
そんな“みなみけ”であるが、心温まるエピソードも用意されている。
千秋と“山田”の出会い{netabare}と別れ{/netabare}、サンタが連れて来てくれた“ふじおか”のお話は正にメルヘンである。
そして、ゲームにもなった“先生”と“二宮君”の悲恋は涙なくしては見ることができない!?
愛すべきバカ野郎達の物語はまだまだ続くのである。