takato さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
想像と創造、ワシらの生きる意味。私的2020年No.1TVアニメ。
・今期、いやここ数年のベスト候補かも
・湯浅監督+良い原作=最強
・作画厨の聖地
・イマジネーションは爆発だ!
・原画やストーリーボードのラフな魅力を活かした初のアニメかも
・シロバコ好きにはオススメ
・製作の現場にまで興味がある濃いアニメファンなら必見
・「ラーメン発見伝」の芹沢さん並のリアリストな理想主義者としての金森氏。
・たぬキマリに次ぐ愛嬌キャラな小心狸こと浅草氏
止め絵として小綺麗なことが凄い作画ではない!。本作におけるダイナミズムとイマジネーションの奔流の如き動きを見よ!。
偶然だろうが、本作のテーマはスタプリと同じ想像力=創造力に尽きるだろう。向こうは未来へのサーチライトという意味合いが強いが。
人は単なる必要を超えた価値に目覚めたが故に人になった。ゾンビランドサガが示してくれたように、より強くより高く生きようとする存在こそが人間なのだ。試行錯誤しつつも創造することで、自分自身の人生を創造し、前に進み続ける。ここには浅薄な悲観主義や、安易な現実主義を超えた輝きと力が、なにより希望がある。
最後にバーナード・ショーの「メトセラへ還れ」から緩い引用を
こういう子たち(創造的な子供たち)がやってくると、いつも何かしら驚異の念、新しい希望、生き甲斐が生まれる。あの子達は決して死にたがらない。いつも新しいことを学び、いつも新しい物を創造しているからだ。