takato さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1クールの弊害。やはり大きなSF作品は今だと難しい。
タイトルに割とつきる感じである。各キャラのトラウマありの過去、「11人いる!」な犯人探し、その裏の陰謀、更に大きな世界の謎、これだけの要素を1クールに詰め込むのはやはり無理があった。特に終盤の展開は流石についていけない感が…。あと、全体的にビジュアルが少々…。
全体的にキャラは決して悪くなかったから勿体なかったかな。これだけ大きな、しかもSFな作品だともっと話数が必要だったろう。もしくは、もっと小さい話、手塚治虫が短編集でやるようなサイズの話だったら綺麗にまとまったかも。
ただ、「ハクメイとミコチ」なども手掛けているヤンサンファミリーな監督の安藤さんは大好きだし、テーマ自体は興味深かったからそこまで嫌いではない。