TaXSe33187 さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
礼儀正しさってなんだろう
「なろう」では人気がある作品
ただ、個人的には内容・文書ともにあまり良い出来と思えずアニメ1話の内容くらいまでで読むのをやめていた
土台の設定がふわふわしている点、原作の読むに堪えない文章、その辺りをアニメで解消できていることを期待してる
1話内容について
{netabare}人間並みの知能を持つNPCが暮らす、他のゲームとは一線を画すリアリティを持った世界を舞台にした人気ゲームという設定
主人公は前々からやりたかったものの受験と被っており、進学と同時にプレイを開始する
他の作品との違いは主人公が後発組ということで兄貴をはじめとした古参プレイヤーに導かれる形で話が進む点
そして登場キャラ全員のエンブリオが全て度を越したチートアイテムになっていて、(相対的に)主人公一強では無いという点
恐らくコレVRMMOモノって導入だけど、実際には異世界モノなんだろうな
「ゲームだと思ってたら現実の異世界だった!」をやりたいんだと思う
でなければ諸々の突飛な要素が成立すると思えないし
…いや、仮に異世界だったとしても人気作品として扱われているのは疑問しか無いんだけど
ゲーム風異世界って形式のため、エンブリオが馬鹿げたチート性能だろうが「なんでもあり」になっているんじゃないかな
「まるで人間」も「マジで人間だった」という展開のためのギミックなんだと思う
ゲーム世界だから導入が楽、実は異世界だからやりたい放題、主人公はチートだから相棒は女の子…と、なんつーか分かりやすいお話ではある
途中で視聴を断念することを前提にしているので、2話以降の内容について感想を書くかは未定{/netabare}
シナリオ以外の気になる点
{netabare}どうでも良いんだけど、主人公が挨拶をしただけで礼儀正しいと言われるのは何なんだろうね
その直後には初対面の相手にタメ口で離していたり、NPCとは言え国防の要職に就く女性にもタメ口で対応していたり…
主人公の生きている世界って挨拶の概念が存在しないのかな?見てる側としちゃアレで「礼儀正しい」としていることのがよっぽど異世界めいている
というかこのアニメ1話から語彙に疑問を覚える場面が多すぎる
「生息しまくっている」という微妙にズレた表現もそうだし、主人公が意味もなくクソムカデ連呼しているのもそう
別に話し言葉に対して意味の厳密さとか語彙の幅を持たせろとかは言いたくないんだけど、おかしな表現を機械みたいに連呼するのは人間未満
あと、エンブリオの種類について乗り物型の形態のことを「チャリオット」としていたけど、絵柄は「タンク」じゃん…
そもそもあのエンブリオの説明シーンなんだけど、なんで具体例じゃなく分類を表す絵柄だけで表現してるの?
本に描かれた絵柄が説明の最中に具体的な兵器の見た目に切り替わる…という演出は良いんだけど、それがエンブリオの見た目に対応してないじゃん
「チャリオット」の絵柄が切り替わって「タンク」になって、なのに台詞では「チャリオットだ!」って言ってるの完全に馬鹿でしょ?
全体的にコンテとか設定画とか脚本の台詞運びとか、そういう部分の違和感が拭えない印象
シナリオが熟れてきたらこの辺も解消されていくのかな?視聴をやめるまでにブラッシュアップされていくと嬉しいかも{/netabare}