リントI型 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
知略要素のないデスゲーム
3話まで見ました、原作は未読。
スマホゲーム「ダーウィンズゲーム」をついうっかりインストールした主人公の須藤要は他のDゲームプレイヤーから対戦を申し込まれリアルに襲われるようになる、先にDゲームをプレイした学校の友人が助けに来るも敵に受けた傷が元で死亡、このゲームの危険さを痛感する。新人の9割が初戦で負け死亡するというダーウィンズゲームで生き残ったカナメに興味を持った無敗の女王ことシュカとの戦いにも勝利し何故かシュカに気に入られて同盟関係となりAランクのシュカにも勝ったカナメはDゲーム界のちょっとした有名人となりこのDゲームで生き残るための方法を模索する
仁義なきデスゲームであってもゲームである以上そこにルールが存在する、バトル中は外部からの助けは呼べないとか対戦を申し込まれた側は時間切れの判定勝ちを狙う等、ルールはあるが明示されていない。ルールが分かればそこから勝つための最適手順の構築やあるいはルールの隙を突く奇策の仕掛けとか視聴者を納得させる頭脳戦を展開できるのだが、例えば負けた側がオブジェみたいな死体になるのだがあれは負けた側のポイント減損でポイントが0になった為死亡した、カナメも最初は負けた結果死体になるものだと思っていた、これもルールが判っていればポイントに余裕のある者とない者とで戦い方に違いができ必死さが違うとか、後は1対1のバトルと1対多・多数対多数の対戦におけるルールやポイントの扱いなど、この戦いは絶対に負けられないというのと戦略的撤退も許されるというのがあるだけでも対戦の奥深さが段違いでそこら辺のルールについての解説を適切に行なって欲しいかな
それともう一つ須藤要のシギル(Dゲームプレイヤー各個人が持つ特殊能力)が不明というのも緊張感を削いでいる、今の所拳銃やスタンガンなどを別の場所にある物を瞬時にテレポーテーションできる能力のようだが自分の武器や必殺技を知っていればどこで使うべきかの判断の選択や使用すべき好機を待つ忍耐など頭を使う場面や見せ場を演出できるのだが
これらにより主人公の能力や胆力を魅せるというより状況に流されている感の方が強い、ただカナメは殺し合いなど真っ平御免という真っ当な精神の持ち主なので今から最強の戦闘力を発揮するというのも違うという話か
後はキャラデザはいい感じで戦闘シーンもよく動いて作画は良好、シュカもかわいいのだがちょっと声があってない感がある、天真爛漫でカナメに好意を持っているかわいい性格なのだが同時に強い執着を持ってカナメにちょっかいを出す奴に対する敵対心や他のプレイヤーに対する殺害行為になんの躊躇いもない二面性がある、かわいい所は表せられてもサイコの面は感じられないちょっと声を作りすぎてる感じ
いろいろ書いたのだがそれなりに気に入ってるんでとりあえず切る気はないです