ようす さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
一緒に立ち向かう仲間がいるから。世界が平和になる日まで、私達は戦い続ける。
ストライクウィッチーズのOVA作品。
1作品ずつレビューすると大変なので、
ここでOVA3作品をまとめてレビューさせていただきます。
制作順的には1期→2期→劇場版→本作品となりますが、
私は劇場版を見ていません。
時系列的には、2期と劇場版の間に位置しているそうなので、
それでも問題なく楽しめました^^
OVAは、
Vol.1 サン・トロンの雷鳴
Vol.2 エーゲ海の女神
Vol.3 アルンヘムの橋
の全3話です。
● ストーリー
魔力が存在する世界に突如現れた敵・ネウロイ。
世界を侵略していくネウロイに対抗するべく、
機械化航空歩兵(ストライクウィッチーズ)が前線に立って戦っていた。
彼女達は“ストライカーユニット”と呼ばれる、
魔力によって空を飛ぶことができる脚をつけて戦う。
巨大な巣を撃破した501部隊のメンバーは、
今はバラバラの地で、ネウロイと戦っていた。
501部隊の2期のその後の話です。
登場人物の名前などは詳しく紹介してくれるので、
久しぶりな人も安心です^^
だけどやはり2期までの視聴は必須です。
この3作品だけで楽しむものではなく、
シリーズの続編として楽しむものなので。
本編で登場したキャラ達は今はバラバラの地にいるため、
3話だけですべてのキャラを描くことは不可能だったみたいです。
1話はミーナ、トゥルーデ、エーリカ、
2話はルッキーニ、シャーリー、
3話はペリーヌ、リーネが、それぞれメインとなっています。
なので、好きなあのキャラの話がない!となってしまうかもですが、
そこは我慢するしかありません。笑
3話全部見れないと言う人は、
好きなキャラの話だけ見るのもありかもしれませんね。
私は特別推しのキャラがいるわけではなく、
それぞれを可愛いと愛でていたので(笑)、
どの話も本編と同じように楽しめました♪
1話ずつの短編なのに、どの話にも見ごたえがあって、
1期2期と同様安定して面白かったです^^
≪ やっぱりパンツ ≫
このシリーズは戦闘シーンの作画もしっかりしていて、
いい作品だと思うけど、
やっぱり引っかかるのはここなのですよね。
この世界での女の子は、
上半身は軍服のようなものをしっかり着ていますが、
下半身はほとんどがパンツ姿なのです。
パンツではなく、ズボンだという認識みたいですが…
どう見てもパンツです。笑
ズボンだから恥ずかしくない!という開き直りによって、
女の子たちは堂々とパンツ姿で飛び回っていますw
そうか、これはズボンなのだ!という見る側の開き直りによって、
別にやましいものではないと受け取れますが、
やはりその設定を知らない人たちから誤解を受けても
仕方がないと思います。
記憶に新しい自衛隊のポスター問題。笑
「ズボンだから」という認識は、
あくまでこの作品を知る人たちの間での認識でしかなく、
やはり誰がどう見てもあれはパンツなのであるw
内容は、女の子たちが守りたいもののために、
強大な敵に立ち向かうアツくていい作品なのに、
パンツ姿ひとつで印象が下品なものに傾き、
もったいないなあと思わなくもないです。
でもやっぱり男性的にはいいサービスなのかしら?
大きな特徴ではあるから、なくすのは惜しいとも思うし、
今回も複雑な心境でパンツ姿を見守っていました。笑
● 音楽
【 OP「Connect Link」/ 石田燿子 】
ストパンの主題歌はすべて石田さんですが、どれもいい♪
前向きな曲調が、
前進し続ける彼女たちによく合っています^^
【ED①「Fly Away」②「Fly Beyond」③「Fly Chronicle」】
EDは3話とも違う曲です。
それぞれの話でメインとなったキャラたちが歌っています。
毎回違う曲だから印象が薄くなってしまいましたが、
じっくり聴いてみるとどれもいい感じの曲でした♪
● まとめ
2008年に1期が放送され、
2020年に3期が放送予定のストライクウィッチーズ。
まだまだ燃え尽きないシリーズですね!
彼女達がネウロイから世界を取り返す日まで、
応援し続けたいと思えるOVAでした♪