haiga さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
絵は綺麗なのに滲み出る違和感
う~ん5話まで観ましたがちょっと無理です。
近未来、hiEと言うアンドロイドが社会に溶け混んでる世界が舞台です。主人公アラトはhiE大好きっ子の変わった男の子です。ひょんな事から脱走してきたhiEに襲われるアラト。助かる為に同じく脱走してきた美少女hiEレイシアのオーナー契約を結ぶのでした。
ロボットと人間のペアの絆だったりを描いてる作品なんです(5話時点では)で、設定がかなりガバガバです。
ロボット美少女のパートナー設定なんて男の子の憧れやないですか。最近のアニメでもプラスティック・メモリーズやクロックワークプラネットとか機巧少女は傷つかないとか、みんなパートナーのロボットがとても可愛いんですよ。見た目だけじゃなくって健気さとか甲斐甲斐しさとかの魅力で。
でもこの作品のレイシアは見た目は可愛いのですが、全然魅力的じゃないんですよね。
結構自我をもっていて自分1人で行動しちゃいますし、オーナーである主人公を置いて出かけたり、主人公がピンチなのに手助けしなかったり、1番イライラするのが結構オーナーの指示に反論したりして承認するのに議論したりするんですよ。問いかけもイマイチ具体的じゃなくて抽象的な言い方で。それじゃあただの女性パートナーやんけって。
5話のケンゴを救出に向かっている時の会話でも救出対象を「お友達」って言ったり、「色々な責任」とかぼやかした言い方をするのがどうしても違和感があるんですよね。ロボットパートナーの事わかってねーなあって思いながら観ていました。
例えば色々な責任の所は「〇〇個の法的責任の違反と、脱出選択肢の内〇〇と〇〇が困難になります。
代案として〇〇を先に実施する事で.......」みたいな選択肢を与える問答が良かったですね。まあ完全に私の好みですがw
主人公を慰める為に人っぽく甘えさせてくれるモードになる時も今から5分間だけモード変更しますとか前もって言ったり、延長しますか?とか聞いたりキャバクラのねーちゃんかって^_^;
キャラの配置も微妙なんですよ。主人公の友達2人のうち1人はhiEを作ってる大手の会社の子供で、1人は警察関係のネットワークもハッキング出来る有能。主人公はhiEの天才技術者の息子(でも平凡)そしてその全員に妹がいて妹も同級生で友達wwwありえねー
身元不明のhiEなのに主人公の妹はレイシアをモデルコンテストに応募しちゃったり出てくるキャラの行動が支離滅裂で全然共感出来ないんですよね。この感覚はギルティクラウンの後半以来でした。
ちょっとこのまま2クールは耐えられそうにないのでここでギブアップします
※名前間違えていたのとちょっと違和感について加筆しました。