無毒蠍 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作は未読ですが結構楽しめました、 もちろん所々何言ってるか理解できませんでしたがノリで打開可能(笑)
親切丁寧な説明は特にない作品かな?
科学の発展した学園都市というのがあって主人公でもある上条当麻も学園都市に暮らしています。
この学園都市には異能力者達が存在して超能力者として扱われているのですが、
そこに関する説明も特になく超能力者が存在するのが当たり前という感じでした。
主人公も異能力者で右手で触れると、
超能力、魔術などに関わらずその力が異能ならば能力を無効化する事が可能です。
幻想殺し<イマジンブレイカー>と称されていました。
学園都市では能力者を能力のレベルごとに管理しているようで主人公はレベル0、
なぜか無能力者判定みたいですね。
第1話で不良から助けてあげた中学生の少女、御坂 美琴は、
学園都市でも7人しかいないレベル5の能力者でした、
後に上条は不良たちを御坂 美琴から助けるつもりだったと語っていた気がします。
このとき二人はバトルになり美琴はこの時のバトルを敗北と認識してるようですね。
この物語のキーパーソンでもあろうインデックス。
小萌先生の陰に隠れがちですが結構なロリじゃないだろうか?
いやロリと言うほどでもないかもしれないがステイルやアウレオルスをみてると危険な香りしかしない。
この話の序盤の展開はインデックスを長年の呪縛から解き放つことかな?
序盤は主に二つの勢力が登場しますかね、科学側の能力者に魔術側の魔術師です。
インデックスを保護するように上から命じられて派遣されたのがステイル・マグヌスと神裂 火織。
この二人は登場したてのころは悪人にしかみえませんねw
特にステイル、二人とも上条と同じくインデックスを救いたいがための強行でした、
ステイルに関してはいきなり上条を焼き殺そうとしたりサバサバした感じ?
インデックスの着ている修道服は歩く教会と称される防護服なのですが、
以前上条が異能を無効化する幻想殺し<イマジンブレイカー>をインデックスに証明するために、
歩く教会を消滅させていたんですよね。
それを知らなかった神裂は傷つくはずがないと威嚇のつもりで斬撃を放ち、
インデックスに瀕死の重症を負わせるという結果に…
ステイルも神裂もインデックスを助けたいだけとはいいますが、
インデックスがステイルの魔術に関する助言を上条にしたときインデックスを足蹴にしたんですよ…
あれは意味わからんよね、別に自ら憎まれ役になる必要もありませんしな。
インデックスは魔道書の知識を語るときは無機質な機械口調になるのですが、
ステイルは上条と同じく魔道書モードが嫌いなのかもしれんね、でも足蹴にしちゃいかんよ、
それとも原作を読めばその時のステイルの心理も理解できるのかな…
インデックスは3年の周期で記憶を消されてるようです、
かつてはステイルも上条と同じインデックスのパートナーとしていましたが、
記憶を消さなくてもインデックスを助ける方法がみつからず…
ステイルと神裂が初めてインデックスの記憶を消去するときは一晩中泣きあかしたとか何とか…
想像できんw
ステイルには勝利した上条でしたが次なる刺客、神裂にはフルボッコでしたな。
普段は敬語口調ですが激昂すると口調が荒くなったりと、不謹慎ですが萌えました。
神裂の能力って普通の剣術なの?
なんかやたらと幻想殺し<イマジンブレイカー>との相性が悪そうな…
ていうか神裂戦の敗北がトラウマだわ…上条じゃ勝てる気がせん。
最終的にはインデックスの記憶消去はステイルや神裂の上司たちに仕組まれていたことが発覚、
幻想殺し<イマジンブレイカー>でインデックスの記憶消去は免れますが、
上条自身が記憶喪失に陥ってしまいます。
インデックスの前で記憶が消えてない芝居をする上条はカッコよかったね、
上条自身と主治医以外には知られていないはず。
ところで上条は幻想殺し<イマジンブレイカー>がありながら、
身体検査で無能力者と判定されたみたいだけどなぜだろうね、
仮にその身体検査が能力者によって行われるものなら、
幻想殺し<イマジンブレイカー>が原因ということになるけど。
インデックスの記憶消去の一件で和解とはちょっと違うけどイギリス清教にパイプができました。
そして前回までは命の奪い合いをしていたはずのステイル、
彼が再び姿をあらわし上条に自分の仕事を手伝うように要請します。
姫神 秋沙という少女が囚われているので助けろというもの。
姫神は吸血殺し<ディープブラッド>という吸血鬼に対して絶対的な能力を持っています、
魔術側も吸血鬼の存在そのものは信じていませんでしたが、
吸血殺し<ディープブラッド>という能力が存在するということは、
吸血鬼もいるのかもなという答えに至っていました。
姫神は囚われているという話しだったけど実際は自ら協力しているという感じですかね、
そして姫神を軟禁していたのがアウレオルスという魔術師です。
ステイルの前のインデックスのパートナーで今回の一件もインデックスのために企てた計画でした、
ステイルもそうだけど皆インデックスに心酔してるよねw
インデックスのためならってやつが結構いる。
アウレオルスは個人的に結構好きなキャラです、
特に喋り方w
アウレオルスもステイルや神裂と同様にインデックスを救おうとしていたのですが、
計画のために雲隠れしていた彼はインデックスがすでに上条によって救われていたことを
知らなかったんですよ。
それを知ってしまったら大変ですよね?
もう恥ずかしすぎてどうしたらいいかという感じだったのでしょう…
そして彼のだした答えは上条とステイルの抹殺でした。
結局アウレオルスは自分の力でインデックスを救いたかったのでしょうね、
自分の力でインデックスを救い、インデックスにどう想われたかったのでしょうか?
ステイルや神裂の場合は少々乱暴ですが一種の無償の愛情でした、
アウレオルスは私利私欲が少なからずあり無償の愛情を注げなかった印象です。
アウレオルスの能力は結構やっかいでした、
最初上条たちはアウレオルスの能力に誤った認識をしてしまうんですよ、
アウレオルスの口にしたことは現実になるというものです、
現にアウレオルス銃に弾丸を口にすればそこに出現します。
この通りだったらもう最強といっても過言じゃないですね。
だって相手に死ねといえば試合終了ですし。
ですがアウレオルスは何故かそうしなかったんです、
そこに気づいたのがステイル、
インデックスを救いたいと言えばいいのになぜしない?というような疑問をぶつけます。
そのヒントで上条が導き出した答えが、
アウレオルスが言葉にしたことが現実になるのではなくて、
イメージしたことが現実になるというものでした。
アウレオルスはインデックスを救うというイメージができなかったんですよ、
これは救うというのが抽象的すぎるというのもあるかもしれませんし、
かつて救うのに失敗しているアウレオルスの雑念が影響していたのかもしれません。
イメージは少しの雑念もダメらしく、かなりシビアな能力でした。
だから彼はあんな機械的口調だったんだね。
最後は上条の狂気じみた芝居に思考を乱され倒されました。
上条は芝居だと言っていましたが実はあれが上条の本質なんじゃないかな…
そして次のお話しでは突如美琴の妹が出現します、
外見は瓜二つですが口調は全然違ってて機械的な喋り方をします。
実は美琴からつくられたクローンなんですが、約2万体ほどいるみたい。
学園都市最強の能力者、一方通行<アクセラレータ>を
前人未到のレベル6にするためにだけ存在しているようです、
とりあえずたくさん倒せばレベル6になるのかな?レベル上げのようなものですね。
すでに10031体アクセラレータに殺害されていました、
美琴はその実験に心を痛めており自らの命とひきかえに単身実験を阻止しようとしていましたが、
上条にとめられます。
アクセラレータと美琴は同じレベル5ですが同じレベル5でもアクセラレータは別格みたいですね、
能力は反射であらゆるもののベクトルを反射します、たぶん自動で発動可なのかな?
例えば銃で撃たれても弾丸は反射され相手にかえります、
どんな攻撃をされても反射されるので彼にとってあらゆる攻撃は無に等しいのですが、
ご存知の通り上条の能力は幻想殺し<イマジンブレイカー>
アクセラレータにとっては最悪の相性でしたね、
この戦いは上条一人で勝たなくては意味がなかったはずなのに、
サポート的なことはしてもらいましたね、直接助けなければいいということなのかな…
この一件から美琴は上条に好意を抱いています、
今までも抱いていましたがこの一件から完全なツンデレと化していますよw
上条×美琴×黒子の絡みはこの作品でもかなり好きなシーンです。
次の話は異端だろw
今までそこそこ重い展開だったからバランスとしてはいいのかもしれんが…
インデックスと海にやってきたはいいが人の中身と外見が入れ替わるという大事件がおきます、
しかも全国的にwインデックスも上条の悪友、青髪の姿だもんな~、
驚きを隠せない上条は青髪の姿をしたインデックスに首をしめたり土に埋めたりと悲惨な展開w
この不可思議な出来事の原因は何者かが大魔術エンゼルフォールを発動させたことにあるらしい、
そして久々の神裂が登場、
上条の悪友でもある土御門元春は実は魔術師らしいが能力も使えたりします、
しかし能力と魔術の両方を使用できる彼はイレギュラーな存在なので
魔術を使うために重症を負っています…
この土御門というキャラは適当そうにみえて実はかなり優秀ではないだろうか?
目的のためなら非情になりきることも出来るキャラで、
自分に対しても非情になれるキャラですね。
今回エンゼルフォールを発動させたのは上条の実の父親w
世界中で集めた文芸品を家に配置したら
それが偶然にもエンゼルフォールの発動条件をみたしたというものです。
まぁ名前の通り天使を降臨させるわけですが、
神裂さんが時間稼ぎしてる間に土御門が魔術で術式をぶっ壊して阻止してくれました、
もちろん魔術を使用したことにより土御門は重症なんですが、
神裂は阻止したのは上条だと思ってるっぽいです、いいのかそれでw
神裂とか人気でそうなキャラなのに全然出番がないぞ…
ステイルよりも神裂の出番を増やしてほしい。
ていうか今まで土御門は上条の悪友としか思ってなかったんですが、
総合力ではステイルさえも凌ぎそうな男でした、
頭がキレるタイプですね。
一連の事件が解決したと思ったら何と学園都市最強のアクセラレータさんが、
ミサカ妹の小さいやつを拾ってましたね、何ですかあれ?
ラストオーダーと称されていましたが物語のキーパーソンとなりえるのかな…
一期ではよくわからない存在のまま終了してしまいました。
このラストオーダーと出会ったことにより、
アクセラレーターも他者を守るために戦ったりしていましたなぁ。
そんな彼もラストオーダーを守るために重症を負ってしまって…
ステイルにアウレオルス、そしてアクセラレータ。
彼らは何故小さい女の子を愛でようとするのか…
インデックスよりもラストオーダーのほうが小さいのを考慮すると、
さすが学園都市最強の男やなぁwという感じ。
終盤の展開は学園都市に侵入してきた人物を上条くんが撃退します、
なんかゴーレムを召喚できる女性です。
やっぱ、上条さんは最高だね!
女性相手にグーパンきめるとかw
頬骨折れててもおかしくありませんよ><
こうして物語は終了するのですが二期ありきの終わり方でしたな。
正直一期を観終わったのが去年の二月ごろですので記憶が曖昧だったりもしますがご容赦ください。
その間に二期もみましたよ、オリアナ可愛いよぉ、ビッチ臭が素敵!
こちらの感想もいつか書きたいです。
【A+85点】