まにわに さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
可能性を網羅してもリアルにはならない
リアルとは言うが、そうなるように描こうとしていない。
仕方ないのでタイトルの意味を調べると、リアルを保証するものではなく、可能性のあり方を表しているみたい。
だからセリフでリアルと言わないほうがいいのかも。ただし情報が積み重なって交錯してくるとリアルに見えてくる可能性はある。
ということで、
1話: {netabare}どこからがクエストだったかと考えると、
・兄弟が合流するのを織り込んだ、
・エンブリオの解放イベントを挟んだ、
・ぶつかって瀕死になるのを攻略法にした、
・果物を買い占めたことで発生した、
いくつかの選択肢とバッドエンドを用意した、兄弟のためのタイトルに見合ったクエストだったと言える。{/netabare}
4話: {netabare}じゃない話。
必ずしもゲーム的でないし、アクション主体でもない。もちろんリアルでもない。
だから仲間を理由にするのかと思ったら、個別に戦ってるし、最後は外部の力が入る。
あとは新しい能力の話になるが…脅威度は特殊攻撃を含めたもので、攻撃を無効化すればレベル不足でも勝てる、が逆に言うと他に使い出がないということでもある。
ダメ押しに報酬を押し付け合うのも無意味ではないのだろう。
つまり、使えない能力で、ダメージを返す能力を制約する話。
状態異常反転に敵対条項があるので、剣もダメージを受けた相手にしか返せないのだろう。問題は、ハルバードの時もダメージ蓄積ができることで、剣の時も状態異常が蓄積されれば問題ないのだが…{/netabare}