ねごしエイタ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
例え全て、「レディーパーフェクトリー」でなくとも
救済難度S「デアブランデ」を救うために選ばれたのが、治癒の女神・リスタルテ。リスタが召喚した勇者は、竜宮院聖哉。
聖哉の異常すぎる用心深さ、リスタの女神とは思えない欲望渦巻く裏表のある邪さキャラ設定は面白いです。
そんな彼らが、どうやってデアブランデを救うのかというお話です。
一話から「再生するかもしれない」と言って、終わった後も攻撃する聖哉の異常な用心深さには、驚かされたです。凄すぎる、こんな勇者見たことがないです。
{netabare}「遅かれ早かれアンデッド」「戦いのさなか剣が折れるかもしれない、錆び落ちるかもしれない」「子供とはいえトカゲの作ったものなど、気持ち悪くて食べられるか」。{/netabare}聖哉の性格を示す言葉は、用心深さを通り越した病的なものですが、それがあるからこそ戦いを切り抜け勝利を導いたことは過言ではありませんです。
{netabare} 出てきた他の神、女神も個性的で、特に弓矢の女神イティスだったか?は、リスタを上回る邪さで、行動もモンスター並だったところが、面白かったです。さらに跳ねのける容赦のない聖哉も、「レディ・パーフェクトリー」だったです。
「魔王に懐柔されたかもしれない」戦帝との闘いは、今までにない聖夜の活躍が見れたです。
その先に明らかになる、{/netabare}聖哉の意外な過去、リスタの正体は、驚愕といって過言なかったと思いますです。
急展開{netabare}、最終決戦、聖哉の危険を顧みない姿勢、しぶとすぎる魔王、勝ったはいいけど「これでいいのか?」な展開{/netabare}、にはハラハラだったです。
{netabare} 絶望からのリスタへのサプライズ、うまい具合のEDは、良かったです。「次も頼んだぞ!聖哉、リスタ」だと思ったです。{/netabare}
各話、何度でも見返してしまうような、「レディーパーフェクトリー」そうでないときも、ありえないくらい慎重な聖哉、{netabare}そればかりでなく、あんな態度でも仲間を思いやってた聖哉{/netabare}妄想にふけるリスタ、変顔にもなるリスタが、面白かったです。「これでいいのだ!」です。