とろろ418 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なんだかなあ
正直に言って面白くないです。
物語がというよりも、心境的に面白くないです。
全てが予定調和であり、まるで消化試合のようでした。
前々から作者の手が垣間見えることはありましたが、流石に今回のは見過ごせませんかね。
キャラ主体の作品とも言えるのに、9割がモブキャラ化してますし、十傑に関しても特別感が皆無です。
大半が葉山やアリスよりも弱そうですし、司や竜胆に関しても{netabare}負けること確定の噛ませ犬{/netabare}という雰囲気を常に纏っています。
それ故に、えりなや一色も程度が低く感じられるのが、残念で仕方がない。
物語としては{netabare}一色による下剋上なんかがあると面白かったかもしれませんね。第一席の失脚によって竜胆が修羅化して、一色に逆襲。新たな最強の壁となって立ちはだかる。一方、重圧から解き放たれた司は敗戦濃厚の創真たちの前に現れ・・・。{/netabare}的な感じで、キャラの強みを生かした二転三転があると良かった気がします。
これで完結・・・なのでしょうかね。好きなシリーズだっただけに、尻すぼみみたいに終わってしまったことがとても残念です。
続きがあるなら、もうちょっとストーリー周りを強化して欲しいですかね。