ねごしエイタ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ボードゲームがもたらした内気な少女の一歩
内気で引っ込み思案な少女、武笠美姫の友達とのありかたを、ボードゲームの魅力を通して描いた物語だったです。
偶然による綾ちゃんとの仲良くなるきっかけ、さらにたまたま目にしたクラス委員長の翠ちゃん。尾行した翠ちゃんのバイト先「さいころ倶楽部」で出会った、この物語になくてはならない世界中のボードゲームが、この三人をさらにつなげるのです。{netabare}綾ちゃんが、いざなったといいって言い展開です。{/netabare}
各話、新しい出会い再会、見たことも聞いたこともないボードゲームの存在、遊び方を主に翠ちゃんの解説によって、魅力が伝わる良い光景だと思うです。
やや恋?だったり、夢であったり、もやもやであったり、楽しい企画だったりを通して、エミーも加わり、ゲームをすることがどういうことなのかを見せてくれたと思うです。
悩むのは、美姫ちゃんだけではなかったです。不安になると美姫ちゃんも落ち込んだりしたです。しかし、みんなが離れることはない、どんな状況が来ても一人でないということをボードゲームをすることを通して、教えてくれたのでは、だったです。
このタイトル{netabare}は、翠ちゃんのバイト先の物語ではなく、終わり近くでこのタイトルの由来が、何なのかをわかったシーン良かったです。そんな部活{/netabare}いいなぁです。にしても、京都弁??使っていたの美姫ちゃんだけでなく、全員のほうがいいと思うです。
ボードゲームで遊ぶことの少ないと思われる現代において、多くの人にこのアニメを見て、興味を抱くことになったら素晴らしいです。私はTVゲーム以外、トランプやドンジャラ、すごろく、オセロぐらいしか知らなかったので、こういうボードゲームで誰かさんたちと遊べたらなぁと思えたです。