素振りをする素振り さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
思春期向けアニメかな?
いやいや、やっと最後まで視聴ました。結構大儀な話です(笑)
ストーリーは大体こんな感じ↓
同じ高校に通うメインヒロイン安楽岡花火と主人公粟屋麦は傍目から見るとビジュアル的にも理想的恋人同士に見えるが、実は当人2人だけが知っている共通の秘めたるものを持っていることで成立した関係であったのだ。
それは互いに本命の片思い相手が居て、その寂しさや欲望を満たす為、精神的にも肉体的にも互いの傷を舐めあう関係であったのだ。(なんてまぁいやらしいませ餓鬼達だことw)
ヒロインの片思い相手は真面目な幼馴染のお兄ちゃんでヒロインが通う高校の教師の鐘井鳴海であり、主人公の片思い相手は中学生時代の家庭教師でもあり、主人公が通う高校の音楽教師でもある皆川茜である。
この主人公の片思い相手皆川茜は、一見清楚に見えるが、実はとんでもない性癖の持ち主なのだ。(あえてこう書きますw)それは、本当の恋愛を知らないくせに、他の女性が好きな男性を寝取ったり、自分に好意を持っている男性に対してあえて分かるように他の男性との関係を匂わせたりすることで背徳感に陶酔するというどうしよもない性癖の持ち主なのであるが、主人公はそれも含めて彼女に恋焦がれるのであった。
あとは細かい登場人物は面倒なので省略しますが、最終的には幼馴染のお兄ちゃんの純粋さに惹かれたとんだ性癖の持ち主の皆川茜が純愛に目覚め結婚する。
そしてヒロイン花火と主人公麦は互いに本物の恋愛を求めそれぞれの道に進むのであった(完)・・・みたいな感じですw
個人的意見としましては、主人公の片思い相手はハッピーエンドでもいいのだけれど、一度這い上がれないほどのどん底まで落ちて欲しかったですね(笑)
ヒロインと主人公の傷を舐めあうっていうのは理解できますけど、この年頃だとませてるな~とは思いましたね。
書く言う我が身を振り返って考えてみると、この年頃って前頭葉未発達ですからちょっとしたきっかけがあれば、どの向きにも容易に靡いてしまっていたんじゃないかなと思いました。性的な欲求は確かに、接吻や互いの陰部を触りあったり等は色んな女の先輩とかとしていたような気がしますが、本命には中々行動出来なかった気がしますね、、、本命と言いつつその本命のどこが好きかも具体的によく分かってもいないのに(笑)
ただ、こんな生々しい描写は映像にする必要はあったのかな?とは思いました。
現実なんて恋人との肉体関係なんてものがいいと思うのは最初だけじゃないですか。トイレに入ろうとしたときに、「ちょっとまだ入らないで!あんたってデリカシーとかないの!?」「は?俺今風呂入ってたし、そんなの知らねーよ!」的な会話があるうちまではまだ恥じらいが残っているので楽しいんですよわかります?(笑)
いつでもできるような関係になっちゃったらほんっとつまんないのに、なんであれこれくっだらないことに時間を費やしちゃうんでしょうねこの年頃って。
だからまぁ青春なんだろうけど。
といいますか、純文学的だというコメント見かけましたが純文学なんですかこれ?私はちょっと違うのではと思いましたが。
最終的な感想ですが、やはり私は恋愛ものは暇で時間があるときじゃないと観るのは大儀だと思いました、、、作文。。。(笑)