テナ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
お前だけじゃなくなった。
これは予想以上に良かったです^ ^
にしても、この作中のキャラ達のあの日の甲子園は運命過ぎで笑いましたww
ストーリーも笑いあり退屈しない仕様になっています。
キャラは皆んな色々面白いですw
この中で一番感情移入しやすかったのはジョーロでしょうか。
周りの人は特技があり輝いている…なのに自分には何もなくて…そう考えてしまう事って誰にでもあるんだと思います。
周りは先に進んでるのに自分だけ立ち止まっている気がする…それが怖くて、必至で足掻くのですが自分の魅力や力には気付けなくて…でも、足掻くのを辞めたら本当に自分には何もない…でも、それは違うのかも知れない…自分の事って見えなくて…でも、周りの人からみたらそんな自分も輝いている…ジョーロもこの事に気付きましたね。
アニメを見ていれば判りますが何だかんだでいい主人公なんですよねw
少なくともそれを見ていて、私にはジョーロが自分の事を思っているような自分ではなくジョーロも輝いて見えたシーンは沢山ありました^ ^
ヒロインのパンジー
彼女は人を見る目が凄いですね。
ジョーロ達の関係性の嘘と言う点を見抜いてあのような舞台をセッティングするのには驚かされました。
嘘の関係性が本当の関係性に…
少なくとも嘘の関係性が悪いと言う訳ではないと思いますが、人間関係ってやっぱり心から信頼出来る方がいいんだと思います。
嘘の関係性で上手くしていたジョーロ達…その中を引き裂くパンジー…真実を知った彼らはバラバラになります…当たり前です…なりますよそれは…
しかし、パンジーの凄い所は更にその先にあるんですよね。
仲直り出来る事すら見抜いていたのでしょうね。
仲直りしたら、皆さんもあの通りかなり絆が深まっていましたよね^ ^
彼女は多分この結果になる事まで想定したのでしょう。
きっと仲直り出来ないと判ればセッティングすらする事はなかったかもしれませんね^ ^
本当に凄いヒロインです^ ^
この作品は本当にキャラが個性的で内容も中々いいんですよね。
例えば、ジョーロがパンジーに借りた本を汚してしまい弁償をする為にバイトをする。
お金が溜まり買いに行くけど売り切れて居て、実は向日葵がジョーロの事に気付いてて喜んで貰おうとプレゼントとして渡そうとするシーン…でも、それは自分がラケットを買うはずのお金…向日葵の様に自分の欲しいものを諦めてまで他人にプレゼントって凄いと思う。
逆に、ジョーロは向日葵の事を応援していて…だからこそ、向日葵の行動に激怒する。
これってお互いにお互いの事を信頼してないと出来ないのかな?って思います。
私がジョーロ立場なら…申し訳ないと言う気持ちが生まれて「ありがとう…ごめんね…気を遣わせて…じゃさ…これで新しいラケットでも買ってよ」ってなると思います……(つд;)
多分、怒れないです…
それでも、怒れるジョーロは本当に大切に思ってるからこそ怒れるんだと思います。
優しいだけじゃ優しさではない…怒られるって、怒るってマイナスなイメージもあると思うけど、怒る優しさもあるんだと感じました。
この辺りの思いやり、ジョーロと向日葵のやりとりには感心と学ばせてもらった気がしたし…気付いたら…私泣いてましたw
最終回はまだ少し残りがあるみたいですね。
ジョーロVSホース…流石はジョーロ自分の有利な勝負を持ちかかけるも……まさかの出だしで躓くと言うww
でも、そうなりますよね。
だって、最初はタイトル通りだけれど、ジョーロは自分でも言ってたのに…タイトル詐欺だとww
ただ、ヘアピンを渡してしまったから何となく逆転の展開が読めてしまいますね。
ジョーロが頑張って残り3つ集めて野球の試合で勝つ…って感じかな?
悪魔で原作を読んでないので私の予想なんで、是非とも私の予想通りにならず楽しませてもらいたいですw