
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
最悪です(物語が)
音楽は悪くない。
キャラの絵も悪くない。
声優の演技も悪くない。
作画も悪くない。
でも、物語が最悪。
まず、火星で古代文明を発見した皇帝レイレガリア・ヴァース・レイヴァースは、なぜ地球を和解してなかったのか?
火星で人類は、なぜ貧富の格差に苦しまねばならなかったのか?
そこに何かしらの原因があったのでしょ?
ところが、それがすっぽ抜けである。
最後御花畑の和平とか呆れ果てるしかない。
スレイン・トロイヤードがなぜ戦争を継続することを選んだのか?
ザーツバルムの主張にも理があったからでしょ。
その理の根源は、レイレガリア・ヴァース・レイヴァースが火星で皇帝になった事に起因する。
レイレガリア・ヴァース・レイヴァースは24話で孫娘にあれこれ語っているが、決して人類を憎んでいるわけではない。憎んでいるわけでもないのに地球の制圧を望む。
遺跡発見時に地球と何かしらのトラブルがあったからであり、でなければ、すでに彼の時代に地球を和解して普通に貿易をしていたことでしょう。
これを無視したら騎士達の行動は何も説明出来ない。
しかも、スレイン・トロイヤードの主張にもいっぺんの理があるのに、アセイラム・ヴァース・アリューシアは一つも検討しないで一方的に停戦を命令する。
それに騎士達が簡単に従うとかもはや封建制度の意味すらない。
封建制度は絶対王政ではない。
貴族と王族の間に利があって初めて成立する。
この停戦に何の理があるの?
意味不明でしょ。
結局、ガンダムより薄っぺらい作品になってしまった。
しかも、生きているといっても幽閉されたスレイン・トロイヤードが「救われた」と言えるのか?
見ていて不快にしかならないラストですべてぶち壊しですわ。
こんなふざけた作品はないね。