ねごしエイタ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
鈴さんのトレードマークは、口元のほくろ
初めから見ると「あれっ?」と思ってしまった見覚えのある「この世界の片隅」にだったです。終わりも前作の内容としては、ほぼ変わらないのかなぁ?な印象です。
でも確かな違いというのか、追加シーンがあったのは、分かったです。
{netabare} 闇市の帰り、鈴さんが迷子になったとき、出会った水商売みたいなお姉さん、リンさんとの出会い、ふれあいが濃く描かれているかなぁです。一緒に桜の木に登り、口紅をリンさんが鈴につけつシーンが印象的だったです。
夫、周作との仲をさらに描いていたと思うです。子供にはまだ早いと思われるシーンもでてきたです。
リンさんに会いに行ったとき、新キャラだと思われるけど、鈴さんと風邪ひいたテルとの出会いと会話のシーンもそうですかねです。
家が台風に見舞われたときの鈴さんと周作の行動ですかねです。
原爆後の広島で実家を訪ねると、窓を覗くと戦災孤児が中にいて、鈴が立ち去るところもだったです。{/netabare}
エンドロールも違うかなぁです。
再び同じ内容を見た中にさらに、追加エピソードがあって深く掘り下げているのだろうです。それが顕著に表れていたのは、やはり主人公の鈴さん外ならないのです。
前作を見ないでこれを見たほうが、感動が大きいかもしれませんです。どこか間の抜けた鈴さん、劇場でまた見たとき、時代背景にあった女性の姿として、人間味あふれていた人だと思うです。