プクミン さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
時代と合わない気がする
本アニメの題材として使われるのが『ボードゲーム』。
しかも海外のばっかり。
その為、まずルール説明から入り、メインキャラクター達がそれを遊ぶという内容。
こういうアニメって、馴染みのあるものだと分かり易かったり興味を持てるが、これは馴染みにくい!!
【キャラクター】
武笠 美姫:主人公。
人の多いところが嫌い、泣き虫、弱気、消極的と、ネガティブ要素満載なので、全くと言っていい程、魅力を感じない。(しかも最終回は突然病みだしたり)
高屋敷 綾:可愛い。
明朗活発、人懐っこく、一言で言うなら「男子にモテるタイプ」。
1話目から、川に突っ込んでノーパンで行動するという素晴らしい大胆さを兼ね備え、しかも可愛い。
こっち主人公にすれば良かったのに。
大野 翠:委員長
ボードゲーム作家を目指しているらしいが、変にプライドが高く、しかも真面目キャラだから、この作品と合ってなく、どこか浮いている感じがする。
エミーリア:ドイツ人
後半から参入する外人枠というだけで、特別感は無い。
【内容】
基本的に4人用のボードゲームで遊ぶんだけど、美姫、綾、翠の3人と、ゲスト1名という感じ。
毎回違うボードゲームで遊び一喜一憂(ボードゲームじゃない遊びもあり)。
後は、翠がボードゲーム作家を目指しているというストーリーがあるぐらい。
【感想】
ゲームをするにあたって、ゲスト枠が設けられているのは面白いけど、このゲスト枠の扱いが、1度キリが多く、一度遊んだら次回は無いみたいなのが残念。
後、恋愛要素が一応あり、同じクラスの『田上 翔太』→『綾』狙い。
『吉岡 龍二』→『美姫』狙い。
こっち方面にもうちょっと力入れてれば、ボードゲーム以外での楽しみもUPしたと思うんだよねぇ~。
ギャグ的な要素がまるでないので、物語が淡々と進んでる感じが否めない。
正直、ボードゲームに興味を持ったとしても、それを行う場所が無かったり、一緒に遊べる人がいなかったりと、時代に合わない感じがする。
実際ボードゲームをやろうとなっても
「じゃあ将棋やろうぜぇ~」
「麻雀やろうぜぇ~」
こうでしょ??
わざわざ、どこに売ってるかも分からない、ゲーム内容も分からない海外のボードゲームを買うなんて人は、稀だと思うんだよね。
つまり、興味を持てない!!
【総評】
アニメとして楽しめるかどうかは、もはやボードゲームでは無く、キャラクターに愛着が持てるかどうか。
ストーリーは一応あるけど、正直どうでも良く、毎回違うゲームはやってても、どれも同じ感じに思えてしまう為、話数が進むに連れ飽きて来てしまう。
「これは駄目だぁ~!!」
という感じは無いけど、オススメ出来る感じでもないです。