退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大正女子の日常系野球アニメ
第1話の「男がすなるという、あれ」を「男がするなという、あれ」と勘違いして読んでたのは私です(>_<)
元ネタは土佐日記からみたいですね。訳すと「男がすると聞いている、あれ」になるのでしょうか?
舞台は大正時代末期。
当時、日本に浸透し始めていた野球を女学生たちがチームを作り、男子学生チームに戦いを挑むというお話です。
私、江戸~大正あたりの日本ってなぜかすごく好きで、その頃を取り扱った本とか映像作品とかよく見てました。
何年か前にNHKでやってた「タイムスクープハンター」って番組があって、昔の日本にジャーナリストがタイムスリップして、昔の日本の風習などを取材するという内容なんだけど、これも大好きでよく見てました♪
ちょっと脱線しましたが、これを見たきっかけも「大正」というタイトルに惹かれて見た感じです(-_-)
最初見た印象は、大正時代にはあんなにスカート短くないよねぇ、とかあの時代女学校に通えたのってお金持ちのお嬢様だと思うから、小梅の実家の洋食屋ってすごく繁盛してたのかなぁとか、余計なことを考えたりしてました。。
また、風呂敷に包んで教科書を持っていくところや、終業時に「オジャンでございます」と言ったりするところなど、大正時代っぽい当時の風俗も色々と取り入れられていて雰囲気はあったと思います。
ぜんぜん野球なんてやったことがない女学生たち(一部の人は経験あり)が、部員集めから、部室やグラウンドを自分たちで掃除や整備をしたり、毎日の練習や小学生との練習試合などを通して、すこしずつうまくなって
いくところも良かったんですが、結構日常シーンも多くて、私はそういうところも好きでした。
でも本格的スポ根ものを期待している方にはちょっと物足りないかもしれません。
あとちょっとだけ百合っぽい雰囲気もありましたね。
終盤2話使っての男子学生チームとの対戦は、{netabare}「魔球」という隠し玉で相手打線を封じていくけど、途中から魔球が見破られて・・{/netabare}となかなか展開も見ごたえがありました。最後、{netabare} 主人公の小梅がバックホームする {/netabare}シーンも良かったです。
それから。小梅と洋食屋で見習いの三郎の許婚同志の関係もお似合いで微笑ましかったです(*^_^*)