ホッティー さんの感想・評価
3.2
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
作画を楽しむためだけ。
純粋なアニメとして楽しむのには向いていない、作画楽しむべき、と感じた。
まず、第一話からFGOゲームをやっている人間と、そうでない者を篩にかけていた。いきなり「特異点」とか「サーヴァント」とか、初見殺しすぎる。
次にストーリー展開。ストーリーオリジナルや改変があり、これが一長一短のものとなっていた。過去の特異点の回想や、バビロニア市民の手伝いシーンを普通にしたり(ゲームでは魔猪が混じっている、とかをカット)、というのは良かった。しかし主人公の言動が色々難ありで、11話のケツァルコアトル戦のときの主人公は、観ていて滑稽すぎて笑ってしまった。あれは確実に改悪。
そして上と少し被るが、主人公の声がなあ…。無駄に叫んでいる感がすごい。これはノッブが悪いというより、音源担当が悪い。なんかディーン版Fateを思い出した(無駄に叫ぶところが特に)。
一方で良いところももちろんある。戦闘シーン(エルキドゥとギル戦)や、ケツァルコアトル戦など、大方の作画は素晴らしい。ギル戦のフラッシュバックとか、王の財宝のところとか、もう最高。
加えてキャラクターの魅力もよく伝わってくる。ギル、アナ、マーリン、ジャガーマン…。ゲームでは文字を追うだけで、声は妄想するしかなかったのが、実際に話しているのは本当に良き。
というわけでゲームプレイ済みの者がヌルヌル動くところも見たい!というときに見るべきだと思います。