アンデルエレーラ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
歯車
PSYCHO-PASS3期。
慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフ。
2人の新人監視官は、変わりゆく世界で真実を求めていく...
正直あまり期待していなかったのですが、
良い感じに作品がリフレッシュされたのではないでしょうか。
1期が素晴らしかった一方で、2期では限界も感じ、劇場版を見ていない中での3期。
話を理解できるかな?、という不安もありましたが、結構大丈夫でした。
初期メンバーは、{netabare}外務省行動課 {/netabare}として、
{netabare}国外が絡む事件{/netabare}に関わり続けながらも、
ストーリーの本筋である公安局刑事課のメンバーはほぼ一新され、
世界観はそのままに、新たな闘いが始まったのが良かった。
相変わらず霜月さんだけは、作品の中で浮いているように感じますが(笑)
また、1期の{netabare}免罪体質者{/netabare}、2期の{netabare}臓器移植{/netabare}といった、
シビュラの盲点をつく犯罪は、もうネタ切れではないか?というのも、
3期を見る上で気がかりでしたが、この点はよく考えられているなと思います。
{netabare}「犯罪の歯車」になっているという自覚がない者に、事故環境を整えさせ、
最終的には被害者自身に「色相」or「命」の選択を迫ることで、事故を誘発する。
誰の色相も濁らない犯罪手法を編み出したのはお見事!{/netabare}
まあ続きをTVでやってくれたら、嬉しかったんですけどね(笑)
目に見えて儲かるのでしょう。 しょうがないなとも思います。
でもこうも劇場版を挟むとね...
自分の中でもう熱が続かないかな... そこだけは残念(._.)