退会済のユーザー さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 2.0
音楽 : 4.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
外道が許される世界
酷評注意。好きな人本当に申し訳ない。
{netabare}ひっでぇアニメだった。作画と音楽は確かに素晴らしかった。でも、ストーリーとキャラクターがあまりにもひどすぎる。まずストーリー。盛り上がりが全然無いのはまだ百歩譲って黙認できるとして、終盤から詰め込みすぎってレベルじゃないほどにあれこれ乱雑に詰め込んでる。その結果なにもかもはっきりしないまま終わってるから後味が悪い。
キャラクターに至っては、いらないorクズばかりで好きなキャラクターがせいぜいボラーちゃんくんしかいなかった。
まず特筆すべきは、新条アカネというキャラクターについて。こいつは衝動的に怪獣を作って人を殺し、それを見て喜ぶことが趣味の快楽主義者的な凶悪人物。それだけなら悪役としては十分に立つ。しかし、歪んだ性格にいたるまでの過程が掘り下げられないためか、単なる人殺しのクズとしてしか受け止められない。仮面ライダー龍騎の王蛇ですら、曲がった家庭で育った結末からという、申し訳程度とはいえそこそこの原因があったというのに。
なのにこいつのした悪行は最終回の謝罪一つで許されてしまう。いくら相手に非があって殺された、またアカネの創造世界の中だけの話とはいえ、悪行一つ責められないのは、謝罪した→はい許すという、実に単純であっけない、都合の良いだけの話である。
裕太は主人公なのに魅力がない。しかも他のキャラにも言えることだけど裕太のキャラクターを個性付ける描写がないから余計にその欠点が浮き彫りになっている。六花…?内海…?誰それ…?{/netabare}
総評 ストーリーとキャラクターで言えばロボアニメ史上最悪。ノブフーはともかくあのオルフェンズやレガリアを越えるレベルのクソさ。オープニング聞けばそれで上等。TRIGGER作品では、異脳バトル以来の駄作。