うぐいす さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 1.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
EDがひどすぎて悲しい
最初に触れて終わりにしたいが、素晴らしい物語に感極まっているところにEDの茅原実里の耳をつんざく汚い声が入ると全てが破壊され素に戻らされる。
作中の効果音やBGMはとても素晴らしく「音楽の評価」は5を付けたいところだが、このEDが作品に悪い意味で大きな影響を与えているため1とした。
制作に携わる人達には、OPやEDも作品に多大な影響を与える事を忘れないでほしい。
歌でひどいと思ったのは今の時点で「実は私は」のOPとこのEDだけである。
物語は感情を知らない兵器扱いされてきた少女が人間らしくなっていくお話。
人が死ぬ設定を多用しているところはあまり好きではないが、それにしても毎度涙腺崩壊させられた。
主人公のヴァイオレットと社長のホッジンズのCVである石川由依と子安武人がこのアニメの独特の雰囲気を作っている。
石川由依は序盤のヴァイオレットの無機質な感情をうまく表現していると思う。
ホッジンズ役が子安武人でなければ物語の雰囲気はガラッと変わってしまったと思う。
「少佐の愛してるが知りたい」の時点でそれも愛なのだと思うが、理解したいというひたむきな姿勢には心を打たれる。
大人になると知る事が増え見えてくる世界も変わるが、同時に雑念も増えて失うものも少なくないのだろうと思った。