でこぽん さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ゆうじんちょう
妖怪が現れるのに、なぜか心が暖まり、
見終わった後、優しい気持ちになれます。
主人公の夏目貴志は、祖母の残した友人帳を持っています。
その友人帳には、妖怪の名前がきっしりと書かれており、
そこに名を書かれた妖怪は、友人帳の持ち主の命令を拒むことができません。
友人帳を破かれたり燃やされたりすれば、その妖怪は死んでしまいます。
だから名前を書かれた妖怪は、名前を返してもらいに貴志のもとを訪れます。
貴志は名前を返すたびに、祖母である夏目レイコの記憶を垣間見ます。
それはレイコと妖怪との楽しい思い出でした。
妖怪が見える能力があるために気味悪がれて、人間の友達ができなかった夏目レイコ。
彼女は孤独でした。友達がほしかったにちがいありません。
だから妖怪の友達の名前を書き記したのです。
自分にもこんなにたくさんの友達ができたことを残したかったのです。
だから表紙には『友人帳』と記されています。
私たちも孤独を感じるときがあると思います。
学校で誰とも話さなかったとき…
会社で仕事の相談をする相手がいないとき…
自宅で話し相手がいないとき…
でも、そんなときは悩まずに、自分から身近な人に話しかけるようにしましょう。
私は以前、ある友達から、
「あなたはアニメの話題が尽きないので、それをネタにすれば多くの人と親しくなれるよ」と、言われたことがあります。
皆さんもそうだと思います。
もし孤独を感じている人がいたら、身近な人にアニメの話をしてください。
きっとあなたの意外な一面に気づいてくれると思いますよ(^_^)