U さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
B. ネタバレ注意 - 怖いのは人間の方
1968~69年放送「妖怪人間ベム」の50周年記念作品
<主要登場人物>
ベム:小西克幸
ベラ:M・A・O
ベロ:小野賢章
ソニア:内田真礼 アウトサイドに左遷されてきた刑事
Dr.リサイクル:諏訪部順一 人体改造を施して妖怪人間を作り出す科学者
ベガ:坂本真綾 「見えざる議会」の長
舞台となるリブラシティは川を挟んで富が集まるアッパーサイドと
犯罪が溢れるアウトサイドの2つのエリアに分かれている
両エリアを結ぶ橋の上にリブラシティを見下ろすように立つ3人の人間。
彼らは人の姿に擬態しているが実は人間に憧れ人間になりたいと願う
「ベム」、「ベラ」、「ベロ」という名の妖怪達だった
人間を救うことでいつか人間になれると信じ人助けをするベムと
人間を信じすぎない方が良いと考えるベロはあまりアウトサイドを出ないが
ベラはアナベラという名でアッパーサイドの学校に通い人間と交流を持つ
アッパーサイドを牛耳る世界にも影響力を持つという「見えざる議会」は3人を危険因子として執拗に狙うが
女性刑事ソニアはベムに何度も助けられたことから
アウトサイドで事件を起こしている妖怪人間は彼らとは別物なのでは。。。と考えるようになる
「見えざる議会」の長ベガがベムを生け捕りにしようとする本当の目的は?
***
妖怪より人間の方がずっと怖いというお話でした
ベラには級友やロディ(西山宏太朗)、ベロにはゲーム仲間やダリル(斉藤壮馬)がいるのに
人間になりたいと人を助けているベムはいつも一人で孤独に見えた
そんなベムも妖怪を治療で人間にしてあげたいと話すギャヴィン(細谷佳正)と友達になれそうだったのに
すぐ退場になって残念でした
ギャヴィンが一番かわいそうだったかも
オリジナルの妖怪人間ベムが好きな方は6話の黒子のバスケが好きな方は7話のEDカードを見逃すな!!
19.12.5