tinzei さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

地味に声優豪華

異世界に転生したニート紺が帝国王女ヒメの旅に同行する。


典型的な異世界転生ものだけど、シリアスほぼ無しのコメディ作品、他にも下ネタやパロディ、メタ発言などもある。

物語の視点は紺やヒメ達一行とエレク達インコグニートの二つに分かれる、設定上の主人公は紺だが実際は紺とエレクのダブル主人公で物語が進行する。



コメディ自体は嫌いじゃないし、コメディに全振りしたこの作品もそこまで嫌いじゃないけど、観る前まで「どうせストーリー性は無いんだろうな」って思ってた、そしたら意外や意外、設定はちゃんとしているし、根幹のストーリーと旅先での小話もしっかりしている、あえて欠点を言うならオチは大体下ネタorパロディオチで済ますことぐらい。
下ネタやパロディ要素を多分に含むから万人受けするかは分からないけど、少なくとも途中で切りたくなるような作品ではなかった。


前期opedはどちらも金爆が歌う。
どちらも作品に合わせた曲で前期opは主人公の童貞捨てたい思いをカッコいい歌詞で誤魔化し、前期edはエレクの玉が欲しい思いをこれまたカッコいい歌詞で誤魔化している。

ちなみに後期opは前期opを紺役の江口拓也が歌う、後期edはコロコロ変わるから特にこれといったことはない。


１→紺がミラに来てヒメ達と出会う、エレクの片玉を潰す
２→紺がヒメの仲間になるか悩む、エレクが復讐にくるが返り討ち
３→紺たちがペットと出会う、紺は拒否するが結局同行させる
４→エレクが別荘で婚約者達と療養、財産狙いの親戚を蹴散らす
５→ビーチで休養、ヒメ達からマリアンの事情を聞くが実は作り話
６→教団が刺客を送り込む、ヒメが三本アホ毛になり暴走刺客を追い払う
７→温泉宿で一休み、温泉の効能で紺の体が光りエレクと会ってしまう
８→光ったままの紺が調子に乗り宗教を作る、収拾がつかなくなり逃げる
９→エレクの部下四人が右腕が誰かで論争、エレクが新しいアルマギアを入手
１０→紺がホームシックになりヒメ達が手を尽くす、紺は自力で立ち直る
１１→エレク達の襲撃、マリアンとはぐれる、城に誘き出すが紺とヒメ死亡
１２→エレクの部下二人がマリアンとセングレンを監視、紺達の死亡を確認
１３→実は生きていた紺とヒメ、紺がメルヘン脳の強い少女に絡まれる
１４→紺がペットが誰かと通信しているのを見つける、皆にも喋れるとバレる
１５→帝都に着く、紺は戻るために謎の存在の言葉でヒメに同行する
１６→飛行船でジャグラバーク領に移動、エレク部下が暗殺に来るが退ける
１７→ジャグラバーク領に着きオルビディア研究所に行くが逆に調査される
１８→婚礼の儀をする紺とそれを邪魔するエレク達、ドミノの取り合い
１９→ヒメのアホ毛が立つ、発散のためカラオケへ、エレク達もいる
２０→結婚初夜、ヒメが鼻毛に驚き相手をボコボコにし追われる身に
２１→紺達エレク達が謎の女に呼ばれ黒幕を知る、皆ハイペリオンになる
２２→インコグニートの成り立ちを太陽にほえろ風にやる
２３→戦争を前に紺が不吉な出来事連発、KTが女だと判明
２４→エレク達の助けで教団の刺客を退け、紺が一計を案じ戦争を止める
２５→教団の最終兵器フォレゾーを味方につけ世界を救う